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商品説明
新型コロナウイルスは何度も繰り返されてきたパンデミックに過ぎないのか? 医師であり医療社会学者でもある著者が、COVID−19に関する医学的知見と発生以来の経緯、社会学的分析をふまえ、事態を総合的に捉える。【「TRC MARC」の商品解説】
混乱の本質とは何か、そしてこの先にある世界とは
新型コロナウイルスは何度も繰り返されてきたパンデミックに過ぎないのか? 医師であり注目の医療社会学者でもある著者が、COVID-19に関する医学的知見と発生以来の経緯、そして社会学的分析をふまえ、事態を総合的に捉える迫真の論考。
「もし、COVID-19が諸国民の間を徘徊して恐怖をかき立てる妖怪なのだとすれば、〈感染症〉とは何よりも政治学の対象であって、医学と生物学の対象ではない。それは、チェルノブイリ原発、地球温暖化、エイズ、金融不安、テロ・ネットワークなど、次々に出没しては人々の脳髄を恐怖によって押さえつけて支配するスペクタクルの歴史にこそ位置づけられるべきものなのであり、医学史や環境史の一頁ではないのだ。」(本書より)
◎目次
第一章 感染症という妖怪
第二章 COVID‐19の誕生――パンデミック以前
第三章 コロナウイルスは存在する
第四章 感染源の図像学――クラスター対策とスーパースプレッダー
第五章 感染までのディスタンス
第六章 隔離・検疫の哲学と生政治
エピローグ 二〇〇九年には喜劇として、二〇二〇年には悲劇として
補論 感染症映画をみる【商品解説】
目次
- 第一章 感染症という妖怪
- パンデミックと人文知/ゼンメルヴァイスと医療崩壊/孤絶が終わったとき大量死が始まる/二一世紀のコロンブス的交換?/本書の構成(コンスティテューション)
- 第二章 COVID‐19の誕生――パンデミック以前
- グラウンド・ゼロ武漢、二〇二〇年一月初旬/公式確認前の新型肺炎のようなもの、二〇一九年末/病原体コロナウイルスの起源、ゼロ年代/武漢「封城」と世界への拡大、二〇二〇年一月中旬から下旬/隔離・検疫から国境の強化へ、二〇二〇年二月から三月/COVID‐19肺炎パンデミック、二〇二〇年三月一二日
- 第三章 コロナウイルスは存在する
- 病原体コロナウイルスの発見、二〇二〇年一月二四日/二つの論文を並べ読みする/新型肺炎コロナウイルス/アクターとしての新型コロナウイルス/ウイルスの認識論/存在か痕跡か、それが問題だ/不顕性感染という問題
- 第四章 感染源の図像学――クラスター対策とスーパースプレッダー
著者紹介
美馬 達哉
- 略歴
- 〈美馬達哉〉1966年大阪生まれ。京都大学大学院医学研究科博士課程修了。医学博士。立命館大学大学院先端総合学術研究科教授。専門は医療社会学、脳科学。著書に「〈病〉のスペクタクル」など。
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パンデミックの先を見据えて
2022/04/05 22:32
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
コロナ禍に見舞われた世界各地でも、微妙な温度差や格差があるようですね。ウイルスによって分断が深まるのではなく、一致団結のきっかけになってほしいと思います。