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商品説明
「宗教法人会計の指針」を丁寧にひも解きながら、基本的な考え方とともに、会計処理・税務処理といった実務上の留意点まで詳解する。計算書類の記載例も収録。財務運営の適正性という観点から監査について追補した第3版。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
会計専門職、宗教関係者なら必読の価値がある
2020/12/24 20:31
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:月面考古学 - この投稿者のレビュー一覧を見る
宗教(法人)と会計というのは確かに、相容れないものではある。
会計のめざす資本的利益の最大化に疑問を持つ人々の組織である宗教にたいして
既存の会計モデルというものは概ね通用しない。
だが、宗教界からも批判を集めた旧オウム真理教事件以降、
宗教も組織的集団である以上は透明性、つまり会計による情報開示が必要で、
それが出来るのにしない宗教はカルトとして見られやすい、という認識が強まってきた。
しかしながら、殆どの宗教者にとって会計は門外漢である。
本書は、「一般的な(=企業の)会計ではこのように書くが、宗教ならこのようになる」という
具合に具体的な言葉と用例で宗教法人会計の模範例を記述してくれてある。
勿論、現場で用いられる書類の様式も多く掲載されている。
例えば宗教法人から会計についてアドバイスを求められて困っている会計職や
会計の必要性を感じているが書き方が分からない宗教者には
是非とも一読を願いたい研究実務書だ。