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- カテゴリ:一般
- 発売日:2017/06/19
- 出版社: 創元社
- サイズ:19cm/190p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-422-30070-2
読割 50
紙の本
沖縄戦を生きぬいた人びと 揺れる想いを語り合えるまでの70年
著者 吉川 麻衣子 (著)
戦中戦後、言葉にはできなかったけれどずっと想い続けていたこと…。これまでに500名を超える、「沖縄戦」を体験した人びとと対話してきた臨床心理士が、語り手の揺れ動く想いを、...
沖縄戦を生きぬいた人びと 揺れる想いを語り合えるまでの70年
沖縄戦を生きぬいた人びと
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商品説明
戦中戦後、言葉にはできなかったけれどずっと想い続けていたこと…。これまでに500名を超える、「沖縄戦」を体験した人びとと対話してきた臨床心理士が、語り手の揺れ動く想いを、数々のエピソードをもとに記す。【「TRC MARC」の商品解説】
熾烈をきわめた沖縄戦体験者の証言記録は、これまでにも多く存在する。しかし、17年間、体験者と共に活動し、500名を超える人たちに寄り添いつつその声に耳を傾け続けた記録は、他にないのではないか。
本書の著者は、沖縄に生まれ育ち、自らも身内に沖縄戦の体験者をもつ臨床心理士で、自然のなりゆきのように沖縄戦を研究テーマとしてきた。
本書は、県内7地域で著者たちが創った「沖縄戦体験を語らう場」で、約10年間、837回開催された会の、2924時間に及ぶ音声記録の中から、一部をまとめて紹介したものである。
一対一の単なるインタビュー記録と異なるのは、ただ「語る」だけではなく、何十年もの時間をかけて体験を互いに「語り合う」ことが、人間の心にとっていかに大きな力をもたらすかを実感させる点である。
「戦争体験者」と言っても、その体験の内容は一人ひとりみな異なる。それは、大きな震災体験者と同じでもある。ただ、沖縄戦の体験者は、その多くが高齢となり、生の声を直接聴けなくなりつつある。本書は、膨大な資料の中のごく一部ではあるが、そうした生の声を長期間をかけて丹念に聴き取り、まとめた貴重な記録である。【商品解説】
目次
- まえがき
- この本の道案内
- 第一章 沖縄を知る
- 一、沖縄という地に漂うもの
- 二、沖縄戦
- 第二章 沖縄戦を伝える
- 一、沖縄戦を体験した人びとと研究をする
著者紹介
吉川 麻衣子
- 略歴
- 〈吉川麻衣子〉1975年沖縄県生まれ。九州産業大学大学院国際文化研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(文学)、臨床心理士。沖縄大学人文学部准教授。専門は臨床心理学、人間性心理学。
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