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- カテゴリ:一般
- 発売日:2015/09/15
- 出版社: 玉川大学出版部
- サイズ:21cm/247p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-472-18204-4
紙の本
海の底深くを探る (フィールド科学の入口)
著者 白山 義久 (編),赤坂 憲雄 (編),藤倉 克則 (ほか著)
海は依然として、わたしたちには神秘に満ちた世界であり続けている−。深海生物、海底温泉、レアアースなど、深海のさまざまな調査の実態やそれらを支援する技術を、最前線の研究者が...
海の底深くを探る (フィールド科学の入口)
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商品説明
海は依然として、わたしたちには神秘に満ちた世界であり続けている−。深海生物、海底温泉、レアアースなど、深海のさまざまな調査の実態やそれらを支援する技術を、最前線の研究者が報告。編者2人の対談も掲載。【「TRC MARC」の商品解説】
深海には、ロマンに満ちた世界が存在する――。世界有数の海洋大国である日本。深海への潜水調査は、地球内部の動きをとらえ、生物の進化を解明し、新たな資源への希望を見いだす。海流、深海生物、レアアースなど、多岐に渡る調査の実際と、調査を支える機械と技術について、フィールド科学の現場に立つ研究者が報告する。【商品解説】
目次
- 【Ⅰ部 対談】
- 白山義久・赤坂憲雄「深海の星空の可能性」
- 【Ⅱ部】
- 深海生物研究のフィールドワーク(藤倉克則)
- 海の水の流れの計測(柳哲雄)
- 【Ⅲ部】
- インド洋の深海に海底温泉を求めて(蒲生俊敬)
- ニホンウナギの大回遊を追いかける(青山潤)
- 南鳥島周辺のレアアース泥を調査する(木川栄一)
- マントル到達に挑む(阿部なつ江・末廣潔)
収録作品一覧
深海の星空の可能性 | 白山義久 述 | 6−63 |
---|---|---|
深海生物研究のフィールドワーク | 藤倉克則 著 | 66−110 |
海の水の流れの計測 | 柳哲雄 著 | 111−164 |
著者紹介
白山 義久
- 略歴
- 〈白山義久〉海洋生物学者。
〈赤坂憲雄〉民俗学者。
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紙の本
さまざまな深海研究を紹介。
2016/01/22 19:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
海流の計測、海底温泉、レアアースの探索など。あまり身近ではない研究もあるが、それぞれの研究者が実際の体験を交えて刺激的な紹介をしてくれる。
巻頭の編者二人の対談は各論への導入部としての役割を上手く果たしている。本書編者の片方、民俗学者の赤坂さんが「サンゴってなんですか?」という初歩的な質問もし、海洋生物学者の白山さんは次章の海洋生物研究の話、探査船で深海に潜る話に上手くつなげている。様々な違う分野が「海の底」という共通成分でまとめられているので、各論のうち短いものなどは「仕事の説明」で要約に近い感じがするのがちょっと物足りない感じでもある。
面白い編集の工夫と感じたのは、各執筆者があとがきのように「私の研究に衝撃を与えた一冊」を挙げているところ。「これから研究を始める人」には参考になるかも。昔読んで「懐かしい」と思い出す人もありそうだ。