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紙の本
中国共産党、その百年 (筑摩選書)
著者 石川 禎浩 (著)
【アジア・太平洋賞特別賞(第33回)】【司馬遼太郎賞(第25回)】結党100周年を迎える中国共産党は、いかにして超巨大政権党となったのか。わずか30年足らずで中華人民共和...
中国共産党、その百年 (筑摩選書)
中国共産党、その百年
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商品説明
【アジア・太平洋賞特別賞(第33回)】【司馬遼太郎賞(第25回)】結党100周年を迎える中国共産党は、いかにして超巨大政権党となったのか。わずか30年足らずで中華人民共和国を建国し、70年以上にわたって国を統治してきた中国共産党の歩みを世界史的な展開を視野に収めつつ描く。【「TRC MARC」の商品解説】
第33回アジア・太平洋賞 特別賞受賞!創立百周年を迎える中国共産党。いかにして超巨大政権党となったのか、この組織の中核的属性はどのように形作られたのか、多角的に浮き彫りにした最良の通史!【商品解説】
著者紹介
石川 禎浩
- 略歴
- 〈石川禎浩〉1963年生まれ。京都大学大学院文学研究科史学科修士課程修了。同大学人文科学研究所教授。著書に「中国共産党成立史」「革命とナショナリズム」「赤い星は如何にして昇ったか」など。
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紙の本
実証研究の集大成
2021/07/14 14:51
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
真実は細部に宿るという言葉を体現するような本です。ロシア、中国、日本、欧米の可能な限りの資料を駆使しつつ、全体像を描いてみせ、しかも読ませる。とてもおもしろいです。
紙の本
世界最大の権力組織中国共産党
2021/06/19 10:57
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ニッキー - この投稿者のレビュー一覧を見る
現在世界最大の権力組織であり最大の人口を支配する中国共産党の誕生から現在まで、そのように組織を拡大し、その権力を維持してきたか、それが俯瞰できる一冊である。
紙の本
中国共産党を知るための良書
2022/11/16 08:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:風 - この投稿者のレビュー一覧を見る
1902年、中国で社会主義を紹介したのは梁啓超(りょうけいちょう)。彼は1898年に清朝の改革(戊戌(ぼじゅつ)変法)に失敗し日本に亡命。彼や中国からの留日学生たちによって西洋の新思想や新概念の日本語訳語がそのまま中国語の語彙として使われ、中国でも流通した。「中国で『共産党宣言』を含むかなりの数のマルクス主義文献が出版されるようになるが、その多くが同時代の日本語版の重訳であった。」という。また、1935年、内戦中の国民党と共産党は抗日のため統一戦線を組む。そのことはその後の共産党の組織づくりに大きく貢献したようだ。
中国の歴史には日本が深く関わっていることを知る。日本も中国と無関係に歴史を刻んできたわけではない。他の国との関係があって、国があるということをしっかりと押さえておきたいと思う。
そして、毛沢東から現在の習近平に至る共産党の動きを活写。中国共産党を特徴づける出来事を取りあげて説明しているので飽きないで読み進めることができた。
巨大な土地と莫大な人口を擁する中国、自らを国際社会にどう位置付けていこうとしているのか、今後も注視していかなければならない。
2021年刊。