紙の本
試してみたい
2022/06/09 10:54
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
内容を素早く理解して、コメントできる能力の鍛え方が、具体的に示されていて、身につけたいです。じっくりと試してみたくなりました。
紙の本
参考になりました。
2019/08/12 01:39
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投稿者:ポアロ - この投稿者のレビュー一覧を見る
いろいろな読書の方法を探っている中で見つけて買いました。
イラスト入りでわかりやすい読書の一提案でした。
本書を読んで、一人でも多くの大学生が読書の必要性に気づき、読書習慣を身につけられることを祈るばかりです。
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・「超速読力」とは資料や本をパッと見た瞬間に、内容を理解し。コメントを言える力。
・小説などを楽しむ読書のために使う力ではなく、資料・ネットを読むときや、新書・実用書など情報を得るため、または古典としておさえておきたい読書のときに使う力。
・さらに読んだものにコメントが言える。
コメントが言える、という点が「超速読力」のポイント。
ひと晩のうちに10冊読破しなければならない事態。大量の情報をざーっと流し込んで、それに対してコメントが言える能力が必要→「超速読力」
「超速読力」は誰でも簡単にすぐ身について、上達も速い。
本を速く読む必要のない方は読まなくていい本だと思います。仕事や学業でどうしても速く読まなくてはならない方や、たくさんの知識を時間をかけずに得たい方に有益な方法だと思います。
ゆっくり小説を味わいたい方には不要な本です。
そういう方にはむしろ邪道と思われるかもしれません。
でも、以下のような場合は覚えておくと助かるかもしれません。
・一時間後に芥川賞作品についてコメントを言わなければいけないのに全然読んでいない。
・会議の資料にいきなり目を通さなければいけない。
・レポートの提出の期限に間に合わない。
私は特に速く読む必要は全くないのですが、やり方を知っているのと全く知らないのでは違うので、一応こういう方法があるのを知って有意義であったように思いました。
又、最終章の古典の「超速読」は私はやってみる価値があるかもしれないと思いました。
どういう方法かについては、本書をお読みください。
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斎藤先生が超速「書」力で仕上げたと思われる1冊。これまでの先生の著作で提案されてきた読み方が、例の「八双飛び」的なネーミングで紹介されている。今までの先生の本を読んでいたら特別新しい情報はない。先生の読書論については初期の作品の方が読みどころがあると思う。
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読み終えて1週間たったら1割しか覚えていないから、最初から1割しか読まなければよい。エッセンシャルに1割をピックアップできれば、1冊5分でいける、っていう発想。その結果1%になってませんかね。。。不要な部分は読まんでいいと繰り返し主張されるので、赤文字と太文字しか読まなくていい本。するとこの本の大部分は資源の無駄。地球にやさしくない。
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「超速読力」とはいとことで言うと、「目次」
だけでも、「はじめに」と「おわりに」だけを
読むだけでもいいので、そこから内容を理解し
コメントできるレベルに引き上げること、です。
「なあんだ」と思わないで下さい。それもまた
読書の一つです。
もし「この本を1分だけ目を通して、内容を
説明せよ」と言われたら、とにかく何か
キーワードやあらすじを掴もうとするはずです。
そんな風に、とにかく読んで何かの”獲物”を
持ち帰る感覚、それが超速読力です。
「なるほど、そういう読み方もあるのか」と
読書に対して、新たな発見を得られる一冊です。
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重要なところを瞬時に見極めて超速読をしよう、という内容なのに、だらだらと書かれている謎の本。筆者の言い分だと、この本もほとんど重要なことが書かれていないのでは。この本も3分で読まれると思って書いたのかな。
そして、この本の重要なところは赤字になっているので、練習にもならない謎の本。ウケたw
筆者の言いたいことが読み手に伝わらなくても、読み手の解釈は自由だし、加工して取り入れてもいいわけだし、まあ、超速読で良いのだな〜という感想。
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さすが齋藤孝氏の「読書」に関する本にはハズレなしだ。本書も面白く読めた。
そもそも、「本はじっくり味わって読もう」と言いそうな齋藤氏だけに、「超速読力」なんて本を出されたことに少々驚きがあり、どんなことが書かれているのだろうと興味深々で読んだ。
どちらかというと、本書は「速読をせまられたとき」「速読しなければならない状況に追い込まれたとき」などにどう速読をこなすのかというのがメインの趣旨のようではあるが、著者の本音としては、多くの本との出会いをつくるのに、この「超速読力」が役に立つのだと言いたいのだと思う。
本書の途中で宮本武蔵の言葉が紹介されている。「千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とする」とするという剣の修行の言葉だ。それをもじって著者は「千冊を鍛とし、万冊を錬とする」と言っていた。
世の中の読書家の人はだいたい1000冊の単位で本を読んでいき、10000冊までいくと、本を見る目ができてくると感じるのだそうだ。
齋藤氏自身、まぁ学者であるのでそれは常識なのかもしれないが、1日に新書1冊は読まれていると書かれていた。その齋藤氏が驚いていたのは、「打ちのめされるようなすごい本」の著者で、ロシア語通訳をされていた米原万里さんの1日に7冊読むことを習慣とされていたという事実。人生で4桁を読める人は超人としか私には思えない(笑)。
本書に書かれていたが目次は大事だ。本書の目次は、大目次だけピックアップするとこんな感じだ。
第1章 「超速読力」を身につける基礎準備 心構え
第2章 「超速読」のやり方 資料を読む
第3章 「超速読」のやり方 新書、実用書を読む
第4章 「超速読」のトレーニング
第5章 高度な「超速読」 小説・古典を味わう
第6章 実際に小説や古典を「超速読」してみよう
心構えから実践、そして実践も高度なものへと展開あれている。この目次は、本書自体を「超速読」するのに非常に役立つ構成となってる。
第6章の実践で登場するのは、こんな著名な方々の名著。
デカルト「方法序説」
宮本武蔵「五輪書」
サン・テグジュペリ「星の王子さま」
プラトン「ソクラテスの弁明」
ニーチェ「ツァラトゥストラ」
マルクス/エンゲルス「共産党宣言」
齋藤氏は、読書のモチベーションを刺激してくる。
自分が、本書の中でもっとまっとうな意見として感じたのは、第4章の中の「知識量を増やせ!知っていれば読むスピードが速くなる」。知識が増えれば読むスピードが増す。読むスピードが増せば知識が増える。これは相乗効果だ。テクニックを度外視した基本中の基本だと思う。
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「超速読力」とは、単に速く読む技術ではなく、どのように読んだら内容を理解できるかを問う力。そして、何かしらの本を読んだら、その中身についてのコメントまたは要約を言えるかを問うてる。
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全てを読む速読とは違い、本の要点や必要な部分をピックアップする速読法でしょうか。時間がなかなか取れない自分には非常に良い知識を与えてくれました。本を全て読まなくてもいいというのは、バカ真面目に読んでなかなか進まなかった時間をもっと有意義に使えると感じましたね。
合う合わないはあるでしょうが、考え方は非常に参考になります。
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本を早く読む+コメントが言えるようになる方法を解説した本。数字の変化に着目すること、キーワード読み、人格読み等様々な読み方を紹介している。新しい読み方を知りたい、本に対して意見を言えるようになりたい人にオススメ
#事実 何がどうした
#日本語 たいてい結論は最後
#肝 目的、オリジナリティ
#精力善用 粗探ししても誰にも良いことはない エネルギーを傾けてるところを探して話す
#人格読み 好き嫌い
#ストップウォッチ読み
#ホークアイ セレクト能力
#アイスパン
#デュアルタスク
#前頭前野 不安や攻撃性を抑える
#駅弁方式 全体を要約する力 深い本質に触れる力
#一期一会読書 文書のスタイルに注目
#引きつけ読み
自分のエピソードと絡めてアウトプットする
#エビングハウスの忘却曲線
20min 42% 1h 56% 忘れる
#観 俯瞰する目
#見 細部を見る目
#子供時代の忘れかけた思い出の一瞬こそリアルで本質的
#時間と集中力
#カフェは時間と空間を購入
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難しい本は読んでいるうちに最初のほうからどんどん忘れていく、というフレーズにとても共感した。
要点をかいつまんで読むなんて背徳感があって楽しそう。
日頃からパラパラと読んで大体頭に入らないかな、なんて思っていたので是非試してみたい。
本の感想を言い合う友達と小学校から東大まで一緒だったというのが素敵。そんな友達どこにいるんだろう。
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[速読]と[超速読]は違う。
まだ僕には出来ないと思ったが、本書に書いてある事には納得と共感が出来るます。
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本を読むことを情報処理と考えると良書。今まで時間をかけてきた「 農耕型読書」を改める考えさせられる内容であった。
新書や実用書では参考となる部分が大いにあると感じたが、自分の場合小説の読み方としてはなじまないと思った。
「 超速読力」は 読む力(インプット)とコメントする力(アウトプット)が基本。
「 超速読力」は 学校で教えられない能力。 ただし練習すれば誰でも 身に付けられる能力。
「農耕型読書」: 最初から順番に読んでいく。
↓
「 狩猟型読書」: 読んだ内容を理解して コメントを言う* コメントが『獲物』。
いらない文章を飛ばす 勇気が必要。 不要な部分は割り切って捨てる(断捨離読み)
迷ったら「ときめくかときめかないか」で判断する。
資料や本を読むときはテレビに出て自分の意見を言う という思い込みを持つ。 コメントをいう緊張感が生まれる。
「最後から読め!逆走せよ!」
先に結論を知ってると理解が早い。
映画や小説でやるのは邪道と思うが、情報処理の資の場合は理解が深まる。 概要や予備知識 がある分、 内容に親しみあり読みやすいと思う。
「 知らないから面白いのではなく知ってるから読める」
「はじめに」「目次」「小見出し」などで全体像を把握。 全体像から類推される重要箇所に線を引きながら読む。
またネットなどで 文章のあらすじを把握して読むのも効果的であると思った。
文章には必ず何かしらの目的・テーマがある。
作者がエネルギーをかけたところ(目的)に注目して読む。
作者の思いを心情的に理解する「共感読み」を行う。
作者の 好き嫌いや立場に共感するのがコツ。読んでる間だけは共感する。
関連するキーワードを五つくらい設定して 全体像を頭に入れる。
目線は今読んでる所プラス少し先まで見る。
「アイスパン」が広がって全体の見通しが良くなる。
自分で線を引いたり、書き込んだりして自分が世話をしたと言う 「特別の本」を作る。
読んだら必ずアウトプットする。
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ここで使われているwordingの「超速読術」は、例えば書籍の半ば、あるいは後半から読み始めたり、「はじめに」と「終わりに」と、表紙の裏の要約を先に読んで大局を掴むことも含めて「超速読術」という言葉を使っている。第一章だけ読めば概ね言いたいことは掴める。それ以降は様々な具体例をもとに「超速読術」を解説しているだけ。