「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
読割 50
紙の本
情報生産者になってみた 上野千鶴子に極意を学ぶ (ちくま新書)
1993年から2011年にかけて開かれていた、東大文学部の上野ゼミ。同ゼミ出身者たちが、どのような教えを受け、学んだことをどのように自分の人生やキャリアに生かしていったの...
情報生産者になってみた 上野千鶴子に極意を学ぶ (ちくま新書)
情報生産者になってみた ──上野千鶴子に極意を学ぶ
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
1993年から2011年にかけて開かれていた、東大文学部の上野ゼミ。同ゼミ出身者たちが、どのような教えを受け、学んだことをどのように自分の人生やキャリアに生かしていったのかを語る。「情報生産者になる」の姉妹本。【「TRC MARC」の商品解説】
かつて志望者ゼロだったこともある”最恐のゼミ”で、卒業生たちは何を学び、どう活かしてきたのか。上野千鶴子『情報生産者になる』の必携副読本。一九九三年から二〇一一年にかけて開かれていた、東大文学部「上野ゼミ」。あまりの厳しさゆえに一時は志望者がゼロだったこともあるが、多くの同ゼミ出身者が、今や研究者やジャーナリスト、あるいは社会起業家として、たくましく情報生産者の道を歩んでいる。上野ゼミで、彼らは何を学び、どう応用したのか。どこに行ってもアウトプットができる力は、どのように育まれたのか。かつての教え子たちによる、『情報生産者になる』の必携副読本。【商品解説】
卒業生たちは上野ゼミで何を学び、どう活かしてきたのか。継承すべきものは何か。上野千鶴子『情報生産者になる』の必携副読本。【本の内容】
目次
- まえがき第一章 ゼミ卒業生が語る、上野ゼミの一年間 坂爪真吾【四月】「日本最恐」のゼミ、始動/ゲイの先輩の発表に圧倒される/【五月】先行文献の批判的検討に挑む/プロの研究者の文献を、ゼミに入ったばかりの三年生が批判する/【六月】卒論の研究計画書の発表(四年生)/【夏休み】ゼミ生の仲間たちで渋谷・円山町のラブホ街を定点観測/【夏合宿】朝九時から夜一〇時までひたすら発表・議論/レスカのナイフが胸を刺す! /【一〇月】研究の目次と草稿発表/目次発表が辛い理由/「言葉の刃物」が「ファンレター」に変わる/【一一月】コンテンツをつくる(草稿発表)/内在的なコメントの撃ち合いによる疲弊/【一二月】卒論報告会/【一月】三年生の草稿発表/【二月】最後の地獄・冬のゼミ合宿/上野ゼミサバイバル心得・六箇条第二章 上野ゼミで教わったこと1 論文を書く力は、〇(ゼロ)から一(イチ)を生む力 大滝世津子山の庵に/論文の書き方がわからない! /論文のお作法⁉/「上野の教え」は役立っているか/上野ゼミの顕在的カリキュラム/問題設定/対象・方法/先行研究の批判的検討/理論的枠組みの設定/分析および考察/結論/本研究の意義と限界(課題と展望)/その他の顕在的カリキュラム/上野ゼミの潜在的カリキュラム/情報生産者になりました2 「個人の問いを社会の問いにつなげる知」の実践 開沼博大学のいま/個人の問いを社会の問いにつなげる知/上野ゼミとの出会い/レジュメにイラストを描く人は大成する/ゼミ合宿での学び/明確化・俯瞰・構造化3 ストーリーで届ける、人の言葉で語る 中村かさね「届ける」ための5W1H/上野ゼミで浦和レッズを研究する/教育者・上野千鶴子の懐の深さ/はじめて意識した「読者」/「ジェンダー」を避けていた私が上野ゼミに/三〇代が三〇代を取材した「リアル30's」/「モヤモヤ」を掬いあげる/取材相手と一緒に作る/読者とつながる/「個人的なことは政治的なこと」/社会の「空気」を変えるために/バトンをつなぐ4 情報生産者を育てる「教え方」 竹内慶至はじめに ―― 「実技」試験/先行研究とオリジナリティ/「上野ゼミ解説本=竹内ゼミ解説本」としての『情報生産者になる』/オープンネス ―― 「楽屋裏」を見せること/「伝達可能な知」の生産と伝達/教育者としてのまなざしと姿勢/これからの時代の大学教員/学ぶこと=真似ること/おわりに ―― 結局合格できたのか?!5 上野ゼミに入った社会学オタクが社会起業家になるまで 坂爪真吾光の当たらない性の領域でのアクションリサーチ/表面的な技術や方法論を超えた「何か」を求めて/「宗教としての社会学」を享受できた最後の世代/上野千鶴子、我らがシャーマン/機械仕掛けの歌舞伎町の女王/「なんちゃってウェルメイドセオリー」に閉じ込められる/上野ゼミと宮台ゼミの比較/機械仕掛けの社会学的幸福論/機械仕掛けの社会学的幸福論の結論/シャーマンとの直接対決/存在する限りにおいては問い続けよ6 社会が先、学問が後の立命館ゼミ 中野円佳遅ればせながら、上野ゼミの扉をたたく/個性豊かな立命館ゼミ生たちの当事者としての問い/女性学における上野vs中野論争/「論客になる」目標はどうなったか/情報生産者にこれからなる/追記第三章 上野ゼミを社会学する ―― KJ法の実践 竹内慶至+大滝世津子1 上野ゼミ生アンケート2「うえの式質的分析法」について3 具体的な手順4 分析結果5 アンケートで見えてきたことと限界第四章 座談会 バトンを未来につなぐ 上野千鶴子+上野ゼミ卒業生チーム多様すぎる上野ゼミ生たちの研究テーマ、実際はどう思ってた?/運動家「上野千鶴子」と教育者「上野千鶴子」、その線引きは?/「保健室」としての上野研究室/卒業生へのアフターケア/「社会をのぞく窓」としての上野ゼミ/フェミニズムの〝バトン〞は渡ったか/情報生産者として「越境」する/未来につなぐバトンあとがき
著者紹介
上野ゼミ卒業生チーム
- 略歴
- 大滝世津子(おおたき・せつこ)1980年生、株式会社鎌倉学び舎代表取締役。著書に『幼児の性自認』など。開沼博(かいぬま・ひろし)1984年生、東京大学大学院准教授。著書に『日本の盲点』など。坂爪真吾(さかつめ・しんご)1981年生、一般社団法人ホワイトハンズ代表。著書に『性風俗のいびつな現場』など。竹内慶至(たけうち・のりゆき)1981年生、名古屋外国語大学准教授。編著に『自閉症という謎に迫る』など。中野円佳(なかの・まどか)1984年生、日本経済新聞を経て、ジャーナリスト。著書に『育休世代のジレンマ』など。中村かさね(なかむら・かさね)1982年生、毎日新聞記者を経て、ハフポスト日本版エディター兼プロデューサー。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む