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紙の本
忘却の整理学 (ちくま文庫)
著者 外山 滋比古 (著)
コンピューターを念頭におくと、創造的思考がもっとも人間らしい活動であることは明らかになるはずで、その独創の土壌になるのが忘却である…。忘却の重要性を様々な角度から考える。...
忘却の整理学 (ちくま文庫)
忘却の整理学
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商品説明
コンピューターを念頭におくと、創造的思考がもっとも人間らしい活動であることは明らかになるはずで、その独創の土壌になるのが忘却である…。忘却の重要性を様々な角度から考える。「思考の整理学」の続編。【「TRC MARC」の商品解説】
「忘れる」ことが情報を整理し頭の働きを活性化させ、創造的思考を生み出す。忘却の重要性を解いたベストセラー『思考の整理学』の続編。
時代を超える〈知のバイブル〉『思考の整理学』の続編、待望の文庫化
「忘れる」ことはイケないこと、それはとんでもない勘違いだった
〈忘却〉はあなたにとって最大の武器だ
積極的〈忘却〉のすすめ
生の知識は使いものにならない。〈忘却〉をくぐらせて枯れた知識のみが新しい知見を生み出す
知識は「盾」である。仕事や試験において時間を削り取ろうとする敵から自分を守ってくれる。知識によってタスクは効率化され、浪費は防がれる。では「矛」は?……それは「忘却」である。なぜなら、常識やルールといった自分の内なる暗黙知、さらには時間すら忘れて物事に打ち込んだとき、そこから得られる成果物は、きっとあなたにとって代えがたい武器となるからだ。
解説 松本大介
【目次】
まえがき
Ⅰ
忘却とは
選択的記憶と選択的忘却
忘却は内助の功
記憶の変化・変貌
入れたら出す
知的メタボリック症候群
思考力のリハビリ
記憶と忘却で編集される過去
ハイブリッド思考
Ⅱ
空腹時の頭はフル回転
思考に最適 三上・三中
感情のガス抜き
風を入れる
カタルシスは忘却
スクリーニングが個性を作る
継続の危険性
解釈の味方
Ⅲ
よく遊びよく学べ
一夜漬けの功罪
メモはしないほうが良い
思い出はみな美しい
ひとつでは多すぎる
〝絶対語感〞と三つ子の魂
無敵は大敵
頭の働きを良くする
あとがき
解説 松本大介【商品解説】
目次
- まえがき
- Ⅰ
- 忘却とは
- 選択的記憶と選択的忘却
- 忘却は内助の功
- 記憶の変化・変貌
- 入れたら出す
- 知的メタボリック症候群
- 思考力のリハビリ
- 記憶と忘却で編集される過去
著者紹介
外山 滋比古
- 略歴
- 外山 滋比古(とやま・しげひこ):1923年、愛知県生まれ。英文学者、文学博士、評論家、エッセイスト。東京文理科大学卒業。「英語青年」編集長を経て、東京教育大学助教授、お茶の水女子大学教授、昭和女子大学教授などを歴任。専門の英文学をはじめ、日本語、教育、意味論などに関する評論を多数執筆している。2020年7月逝去。30年以上にわたり学生、ビジネスマンなど多くの読者の支持を得る『思考の整理学』をはじめ、『「読み」の整理学』『知的創造のヒント』(以上、筑摩書房)、『乱読のセレンディピティ』(扶桑社)など著作は多数。
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紙の本
「忘却=悪」という観念は改めるべし
2024/04/15 17:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
頭の働きのうち、「忘却」の働きや効用に絞って綴ったエッセイ。頭の機能は、「記憶」だけでなく「忘れる」ことで、初めて活性化されるもの。「忘却=悪」という観念は改めるべしという内容。さらに、朝の思考の勧め、昼寝の効用、三上(馬上・枕上・厠上)・三中(入浴中・道中・夢中)、ガス抜き・息抜き(おしゃべり、休み時間等)の重要性等を「忘却」をキーワードに展開。学生時代に読みたかった本でした。
一方、「書けば忘れるので、メモはしない方が良い」とありましたが、忘れても良いようにメモしています。また「思い出はみな美しい」や「苦しみ痛みの部分は忘れる」とありましたが、楽しい思い出ほど忘れ、苦い思い出ばかりを克明に覚えています。それを、思い出しては今でもゾッとします。