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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2019/10/21
- 出版社: 東京書籍
- サイズ:22cm/447p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-487-81309-4
読割 50
- 国内送料無料
紙の本
上代文藝に於ける散文性の研究
著者 中西 進 (著)
平安時代には堂々たる散文作品が登場するが、奈良時代には、なぜそれがないのか−。散文文藝と韻文文藝、叙事の潮流、抒情詩の流動を論じる。1952(昭和27)年に東京大学文学部...
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商品説明
平安時代には堂々たる散文作品が登場するが、奈良時代には、なぜそれがないのか−。散文文藝と韻文文藝、叙事の潮流、抒情詩の流動を論じる。1952(昭和27)年に東京大学文学部に提出した卒業論文を書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
現代を代表する国文学者にして「令和」の考案者とされる中西進の卒寿記念出版。
中西万葉学の原点、本邦初公開。
中西万葉学、中西文学論、中西日本人論のすべての原点といえる、東大卒業論文を、90歳の原点として、令和の今、出版して世に問う。
400字×674枚の圧巻の手書き原稿がここによみがえる。
日本古代において、韻文と散文は如何に成立してきたのか。
卒業論文ながら極めて高い学術性は、現代の国文学者、国文学の学生らにとっても非常に有益な着眼点や論点を提供する。
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平安時代になると『源氏物語』にしろ『枕草子』にしろ堂々たる散文作品が登場するが、奈良時代には、なぜそれがないのか。もちろん「風土記」や「古事記」はあっても、それぞれ叙述目的は他にある。
その一方で長歌という、後には消えてしまう歌はいっぱいあって、やれ二人の男が一人の女に恋したとか、橋の上を渡っていく美女を見かけたから恋をしてみたいとか、すなおに散文で述べればいいのに、いかにも窮屈そうに長歌でしか歌わないのはなぜだ。
おかしい。もしかしたら古代日本人は「うた」以外には口が廻らなかったのか。
(「まえがき」より)【商品解説】
目次
- 第一章 散文文藝と韻文文藝
- 第一節 概説
- 第二節 散文文藝
- 第三節 韻文文藝
- 第二章 敍事の潮流
- 第一節 概説
- 第二節 各説
- 第三章 抒情詩の流動
- 第一節 概説
- 第二節 各説
著者紹介
中西 進
- 略歴
- 〈中西進〉1929年生まれ。京都市中央図書館館長、富山県高志の国文学館館長。2013年文化勲章受章。「万葉集の比較文学的研究」により読売文学賞、日本学士院賞受賞。
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