「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/09/27
- 出版社: 東京堂出版
- サイズ:22cm/429p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-490-21053-8
- 国内送料無料
紙の本
孤独の歴史
人類は長年にわたって、孤独と共存してきた。近世ヨーロッパのひとりで取り組める活動の流行から、デジタル時代に急増した新たな危機まで、人類がどのように孤独と向き合ってきたかを...
孤独の歴史
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
人類は長年にわたって、孤独と共存してきた。近世ヨーロッパのひとりで取り組める活動の流行から、デジタル時代に急増した新たな危機まで、人類がどのように孤独と向き合ってきたかを幅広く紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
人類は長年にわたって、孤独と共存してきた。本書では18世紀から現代にわたって、歴史上どのように人々が孤独と向き合ってきたか、文学、歴史、社会の観点から幅広く事例を紹介している。社交から離れひとり身を置く時間をつくることで、作家は創作のインスピレーションを得た。また孤独は切手の収集、手芸、ガーデニング、喫煙、田園散策など、ひとりで楽しめる数多くの娯楽の流行をもたらし、それは現代まで生き続けている。一方で孤独は精神疾患の原因や反社会的行動につながりかねないとされたりするなど、否定的な評価を受けることもあった。修道院や刑務所の独房など長期間強いられる孤独が心に与える打撃についても言及する。今の時代はスマートフォンの普及によりひとりの状態にありながらも、社会と交流できるようになっており、それに伴い現代ならではの新たな孤独の問題も生まれている。本書で扱うさまざまな事例はイギリスが中心ではあるが、テーマ性は国や時代を超えた普遍性を帯びている。とりわけ今の時代はコロナ禍によりソーシャルディスタンスやテレワークが推奨され、望もうと望むまいと、多くの人が孤独と向き合わざるを得なくなっている。幅広い観点で人類が孤独をどうとらえてきたかを描いた本書は、大きな今日性を有し、読み手に多くの示唆を与えてくれる。「ソーシャル・ディスタンス」という言葉が時代を定義するキーワードのひとつとなっている状況において、今、もっとも読むべき価値のある注目の書。【商品解説】
目次
- 序 章 孤独を考える
- 第1章 孤独よ、汝とともに歩かん
- 第2章 一九世紀に家でひとり過ごすこと
- 第3章 祈り、修道院、監獄
- 第4章 二〇世紀の孤独と余暇
- 第5章 霊的なものの復興
- 第6章 「孤立の流行病」を再考する
- 終 章 デジタル時代の孤独
著者紹介
デイヴィド・ヴィンセント
- 略歴
- 〈デイヴィド・ヴィンセント〉オープン大学名誉教授。元副学長代理。著書に「パンと知識と解放と」など。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む