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今のアフリカを知るならコレ
2021/09/13 15:22
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MangaDaisuki - この投稿者のレビュー一覧を見る
中国や東南アジアについての本は沢山ありますが、アフリカとなるとなかなかありませんでしたね。
アフリカ版ファクトフルネス。
自分の中でのイメージと、ファクトは全く違うのもでした。
コロナが明けたら是非、行ってみたいものです。
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・アフリカは電気がないエリアが未だあるが、そんな地域にもスマホが普及している
・アフリカで成功している日本企業は2つ
【カネカ】
ウィッグ用素材のカネカロン、不燃性
アフリカの女性はヘアスタイルがアイデンティティの一つ
美容院で一から作るほど
【味の素】
味の素が出汁?のような使われ方をしている。
5g/pacなど小売が主流
・アフリカは中国資本で溢れている(8兆/年)
・鉄道、インフラなど大半が中国資本による
(一帯一路の一環)
・資源を抑えること、国連におけるアフリカ票を確保すること、アフリカで港湾を抑えること、経済的(物価レベル)に貿易しやすいことが理由
・日本の9割は輸入タコ。アフリカ産(モロッコ、モーリタニア)
・これら西岸の大西洋沖がタコ養殖に向いており、
日本人が養殖を教えて輸入を始めた
・養殖船の船外機はヤマハ発動機がトップシェア
・西アフリカ(ラゴス)にドバイを作るプロジェクト「エコ・アトランティック」が進んでいる
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本書の前段に、アフリカと他国・地域との比較のデータ集があり、アフリカの成長性がよく分かる。
アフリカはインフラが整っていない分、既得権益なども問題が露出しないため、そのインフラに最先端の技術が素早く導入でき、近い将来、一部は日本よりも近代化する様に思える。
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日本では公務員が行っている事をアフリカでは、民間が行い、それでも拡大な利益を得ている。世界が広がる本でした。
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アフリカの潜在性をうまく表現しており秀逸。民間の取り組みもさる事ながらTICADの枠組を越えて実験的にスタートアップを立ち上げできるような試みができると面白い。人口増加に向けて課題となる自給自足を実験する農業、水、マイクログリッド。合わせ製造業を如何に広げて行くか。この為の電力インフラの確保など、アフリカには課題とビジネスチャンスが数えきれないほどある。そのアプローチとして本質にある’課題'とは何か、’ニーズ'とは何かを投げかけている点や、日本人は既に知っているという原点回帰やアプローチを非常に有効だと思う。
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アフリカのポテンシャルが書かれた本。
アフリカと一言に言っても広大な土地があり、それぞれに違う文化が根付いている。
mpesaという技術で既に電子マネーが主流になっている。単なる電子マネーではなく、それを取り巻く環境が銀行を破壊するような機能を持ち合わせており、これからの【お金】の在り方を考えさせられる。
日本のような既得権益者がいない為、飛び級で技術が普及していく。リープフロッグ現象。
日本は身内で争っている場合ではなく、外に目をつけるべきだと感じた。
アフリカの印象が変わる一冊。
一度旅行してみたいと思う。
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アフリカの潜在性、先端技術、巨大開発など今のこれからのアフリカを学べる良本。アフリカの環境とそのニーズから生み出された先端技術は、未来を見ているような錯覚に陥る。アフリカを学びたい人はまず本書を手に取れば間違いない。
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中国→東南アジア→インド→そして、最後の成長フロンティアと言われているのが、アフリカ。
アフリカがいくつの国からなり、大きさがどれくらいで、気候は?経済状況は?…と、全く知らなかったので、とても勉強になった。
アフリカの開発に深く入り込んでいるのは、中国。
一帯一路構想を実現するため、アフリカの国々を味方につけるべく、あらゆる場面で中国が出てくる。
日本はやはり、出遅れているようだが、これからでもまだまだ市場を作る余地はあるとのこと。
日本のプロダクトや技術を、是非アフリカで活かして欲しい。
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アフリカ版ファクトフルネスの文言に惹かれて購入。アフリカが発展していることは知っていたが、著者の考え方に驚いた。
特に「現在のアフリカは1970年代の日本と同じ」という考え方だ。そう考えると次のアフリカの動きがわかるし、求められている商品も見えてくる。
少し思い付いたが、現在のアフリカの銀行の金利が高いと聞いて、下手に日本で資産運用するよりもアフリカの銀行に預けた方が有利だと感じた。
「アフリカを平均値で考えてはならない」これは金言。貧富の差が激しいので、平均値では本質は見出せない。
まあまずは、アフリカに行ってみて生の大地を感じたい。アフリカでビジネスができれば、面白いと感じた(規制や既得権益がないから)。
中国のアフリカでの動きも注視していきたい。
アフリカに行く前にもう一度読んでおこうと思う。
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ホームレスでもM-PESAを欲しがるほどキャッシュレス化
既得権や規制が少ないのでリープフロッグで経済発展
すでに生活習慣病が課題
メルカトル図法の世界地図では高緯度の地域が大きく見え、赤道に近いアフリカは相対的に小さく見える。そのため多くの日本人はアフリカの本当の広さを知らないが、比較してみるとよくわかる。
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読了してポイントとと感じたこと
・「アフリカ」といっても特に発展してる4地域で見ると解像感がグッと変わった
・LEAPFLOG(インフラがないからこそ一足飛びに先端技術が浸透すること) が理解できた
→アフリカ事情(電気来てない、銀行口座持てない)×先端技術による解決が目からウロコ。M-PESA、M-KOPA、保冷剤付き冷蔵庫
・日本の発展史と付き合わせると、年収レベルで何を求めるわかる。3000ドル超えると新車・ショッピングモール、1万ドルで海外旅行
・中国アメリカインド韓国の存在感。規制がないからドローン飛ばし放題で最先端の社会実験場
・アフリカの自然。ケニアは高原、一年中夏の軽井沢。「人類発祥の地」から得られる力は体感してみたい
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<目次>
第1章 アフリカは想像以上に大きくて、若い~大きさ、若さ、人口
第2章 アフリカはどんどん豊かになっている~ビジネススケール
第3章 アフリカはかつて日本が経験した急成長期にある~ビジネスチャンス
第4章 アフリカは先端技術が日本より浸透している~イノベーション
第5章 アフリカは医療テック市場が世界で最も熱い~ベンチャー
第6章 アフリカは巨大市場になりつつある~グローバル企業
第7章 アフリカは日本企業がもったいない状況にある~日本企業
第8章 アフリカは国内格差がまだまだ大きい~経済、社会、暮らし
第9章 アフリカは驚くような巨大開発を行っている~インフラ開発
第10章 アフリカは4つの進出パターンで勝負する~アフリカ進出のヒント
<内容>
何かの本で、世界で一番進んでいるのは「アフリカ」である、と読んだ。この本でも出てくる先端技術分野、例えばスマホ、ネットバンクなどは、銀行とか道路とかそういう分野が未整備であるゆえに、「規制緩和」どころでなく、必要に迫られて進んだという感じだろう。でも、先進国、特に日本のような「既得権」を振りかざすロートル企業や官僚がいない分、どんどん進んでいくのだろう。むろん、その格差はすごい。ただこの本にも書かれているように、日本の1960~70年代のような”熱さ”を持って、経済活動が進んでいるようだ。そこに中等国の中国が、盛んに介入している。経済面もあるが、国際面(国連での支持を取り付けるだとか、中国の政治経済面のやり方が、資本主義先進国より正しいことを証明する場として)もあるようだ。日本が中国と面と向かって戦う必要はないが、アフリカに学ぶところは学び、日本が進出しやすいところは出て行ったほうが、日本もアフリカもWin-Winになるのではないか?と思う。
一方で、日本の学校教科書では、アフリカはめっちゃ「遅れた国(発展途上国)」として教えるが、それが正しいのか?この時代の進み方の中で、昔懐かしいことを「現代社会」や「地理」で教えていては、さらに日本は世界で周回遅れになりそうな気がするのだが…(そうでない先生が多いと願う)。
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アフリカにおいては口全体と首都などで様相が大きく異なる。
日本人と同じような生活水準の人々がこれほどまでに増えていることは驚きだった。
そもそもケニアのシリングと日本円がほぼ同じ(1ケニアシリング=1円)
というのも驚きだ。
いかに今までの古い価値観を更新せず生きてきたか。
やはり現場を知る、行ってみる機会は非常に大切だし、情報もアップデートしていかないといけない。
井の中の蛙にならないよう意識させられる一冊。
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中国、インドの次は、、アフリカだ!!!
アフリカの農村部では、まだまだ低所得者が多いですが、都市部はグイグイ発展しているらしいです。
固定電話がないので、かわりに携帯電話の普及率も高く、医者も少ないためAI診療が普及したりと、既存の権益やしがらみがないので、急激に発展しているそうです。
アフリカにドバイを造る!プロジェクトも進んでおり、一度は行ってみたくなりました。
激アツ!アフリカ!!
ぜひぜひ読んでみてください
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14億人を抱えるアフリカは、今 中国の餌食になりつつある。一路一帯政策と債務漬けである。「民主的資本主義」のアメリカを牽制し、次世代は「IT型全体国家主義」の中国の時代と叫んでいる。もし アフリカが中国の手に落ちれば、世界人口の30%が中華帝国に含まれる。