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- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/02/10
- 出版社: 東方書店
- サイズ:19cm/280p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-497-22001-1
紙の本
天変地異はどう語られてきたか 中国・日本・朝鮮・東南アジア (東方選書)
先人はいかに天変地異と向き合って生きてきたのか。歴史・宗教・地域研究者9名が、アジア各地で語り継がれ記録された「天変地異」の言説や逸話をひもとき、いま、自然災害にどう向き...
天変地異はどう語られてきたか 中国・日本・朝鮮・東南アジア (東方選書)
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商品説明
先人はいかに天変地異と向き合って生きてきたのか。歴史・宗教・地域研究者9名が、アジア各地で語り継がれ記録された「天変地異」の言説や逸話をひもとき、いま、自然災害にどう向き合うかを考えるきっかけを提供する。【「TRC MARC」の商品解説】
自然現象を善政か失政かのバロメーターとし、権力者に対する圧力としても機能させた儒教。地震は仏や菩薩の神通力による「吉祥」であると説き、人びとをなぐさめる仏教。イスラームやキリスト教などの一神教が、災害を神の意思のあらわれとしていることで、信者は苦難を受け入れ、団結して復興に向かうことができた。
近代朝鮮では日本の植民地支配を「天変地異」と見なし、琉球(沖縄)では、台風だけでなく軍隊なども海からの「来訪者」として受け止め、災厄を幸福へとかえる営みを続けてきた。
本書では、歴史・宗教・地域研究者9名が、アジア各地でこうした「天変地異」がどのように語られてきたかをひもとき、いま、自然災害にどう向き合うかを考えるきっかけを提供する。【商品解説】
目次
- 第一部 宗教と天変地異
- 失政が天変地異を招く――儒教(串田久治)
- 「大地震動」は吉祥――仏教(邢東風)
- 地震は神の徴か?――イスラームの信仰と災害(青山亨)
- コラム 天変地異におけるキリスト教の預言と希望(一色哲)
- 第二部 王権と天変地異
- 「日本」の誕生と疫病の発生(細井浩志)
- 朝鮮における天変地異と予言――讖緯書『鄭鑑録』に描かれたユートピア(佐々充昭)
- 沸騰する南海北山――スルタンの出番か(深見純生)
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