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- カテゴリ:一般
- 発売日:2010/04/01
- 出版社: 日本経済新聞出版社
- サイズ:20cm/264p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-532-35411-4
紙の本
ケインズ説得論集
デフレについて論じたケインズの著作「説得論集」のなかから、インフレとデフレ、そして1936年の「雇用、利子、通貨の一般理論」につながる論文を取捨選択して収録。【「TRC ...
ケインズ説得論集
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商品説明
デフレについて論じたケインズの著作「説得論集」のなかから、インフレとデフレ、そして1936年の「雇用、利子、通貨の一般理論」につながる論文を取捨選択して収録。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
インフレーション | 3−5 | |
---|---|---|
通貨価値の変動が社会に与える影響 | 6−28 | |
景気拡大の政策 | 29−43 |
著者紹介
J.M.ケインズ
- 略歴
- 〈J.M.ケインズ〉1883〜1946年。イギリス生まれ。ケンブリッジ大学卒業。経済学者、ジャーナリスト、思想家、投資家、官僚。主な著書に「平和の経済的帰結」「条約の改正」など。
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紙の本
政治家に全員にこの本を読んでもらいたい
2010/09/24 21:40
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:萬寿生 - この投稿者のレビュー一覧を見る
第一次世界大戦後の1919年から1931年にかけての不況の時代に、イギリスの新聞や雑誌に掲載された時評を主とした論文集である。原『説得論集』には1931年刊行時点で読者の関心が高かったものが収録されているそうだが、この翻訳では、現時点の日本の経済状態において興味深い論文15が取捨選択されている。
「インフレーションとデフレーション」6編、「自由放任の終わり」、「孫の世代の経済的可能性」、「繁栄への道」、が現在の不況・デフレとの関連で特に興味深い。今日本政府が経済対策としてやるべきことが提言されているように見える。ケインズ以後経済学も進歩発展しているようだが、やはりケインズ経済学が基本なのではなかろうか。素人目にはそのように見える。政治家に全員にこの本を読んでもらいたいものである。
紙の本
今こそ日本国民が読むべき書かもしれません!
2017/11/27 10:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、マクロ経済学の祖とも言われるケインズによる不朽の名著です。私たちは、ケインズをマクロ経済学の理論を構築した経済学の理論家と捉えていますが、実は、彼は実態経済を読み解く時論家でもあったのです。そして、彼は、その当時に合ってすでにデフレについて、その本質を見事に読み解き、解説もしていました。長引くデフレから抜け切れずにいる我が国、日本こそ、今、この不朽の名著を今一度、紐解いてみる時期かもしれません。