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- カテゴリ:一般
- 発売日:2019/09/19
- 出版社: 日本経済新聞出版社
- サイズ:20cm/266p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-532-35831-0
読割 50
紙の本
データ資本主義 21世紀ゴールドラッシュの勝者は誰か
著者 野口悠紀雄 (著)
企業はビッグデータをどのように活用できるのか? 企業活動はどう変わるのか? ビッグデータに関する日本の状況に危機感を抱く著者が、新たな科学的方法論に基づくデータ駆動型経済...
データ資本主義 21世紀ゴールドラッシュの勝者は誰か
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商品説明
企業はビッグデータをどのように活用できるのか? 企業活動はどう変わるのか? ビッグデータに関する日本の状況に危機感を抱く著者が、新たな科学的方法論に基づくデータ駆動型経済・社会の構図、問題点を明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
■データを制する者が世界を制するのか?ビッグデータを使う能力次第で価値が決まる。GAFAも決して安泰ではない――。まったく新たな科学的方法論に基づくビッグデータ主導の経済・社会の構図、問題点を明らかにします。
■ビッグデータが動かす経済社会、「データ資本主義」が台頭してきました。ビッグデータは経済取引、経済構造を変革しつつあるが、新しい問題も引き起こしつつあります。ごく一握りの企業によって市場が支配され、監視社会がもたらされる可能性もあります。本書は、情報経済論の第一人者が、従来の歴史をまったく塗り替えつつあるビッグデータ経済の姿と、それを貫く論理、その問題点、可能性をわかりやすく解き明かします。
■本書では、ビッグデータの概要、AIによるパタン認識、ビッグデータ・ビジネスを支えるプロファイリングとその応用、ビッグデータが提示する新しい科学的方法論、データサイエンスの役割、プラットフォーム企業の支配力、ビッグデータの将来、監視社会の可能性をテーマとして取り上げ、それぞれの背景、現状について平易に解説するとともに、データ資本主義が今後、どのような可能性を秘めているのかについて展望します。
■著者はビッグデータ・ビジネスの本質を深く掘り下げます。ビッグデータの中でも最も注目されるのがプロファイリングとその技術にかかわるものであることを浮き彫りにします。この点でGAFAの中でもビッグデータを本当に収益源としているのはグーグル、フェイスブックの2社だけであり、今後、GAFA、BATといわれる巨大プラットフォーム企業の命運は分かれる可能性がある、巨大IT企業を従来の独禁法の概念でしばることはできない、情報銀行などで本当に意味のあるビッグデータを集められるのか、などと問題提起します。そして、プロファイリングをもとにした監視社会の出現という点で中国について最も警戒すべきだが、その可能性は中国に限らないことなど、注目に値する論点を明らかにします。【商品解説】
目次
- はじめに データを制するものは世界を制するか
- 第1章 ビッグデータは日常と「天文学的に」違う
- 第2章 ビッグデータによるパタン認識
- 第3章 ビッグデータによるプロファイリング
- 第4章 理論駆動科学からデータ駆動科学へ
著者紹介
野口悠紀雄
- 略歴
- 〈野口悠紀雄〉1940年東京生まれ。イェール大学Ph.D.(経済学博士号)取得。大蔵省、東京大学教授等を経て、早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問。著書に「情報の経済理論」など。
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紙の本
ビッグデータの活用により、いま新しい経済社会が誕生しつつある。
2019/10/06 21:15
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:つばめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ビッグデータは、これまでの情報やデータとは、さまざまな点で異なる。大きさ(情報量)の点で従来の情報やデータとは隔絶的違いがある。また個々のデータをとってみれば、さしたる価値があるわけではなく、大量に集積されて初めて大きな価値を持つことも大きな違いであり、ビッグデータを価値あるものにするためには、特別の仕組みが必要となる。本書は、このビッグデータに関連する、AI(人工知能)のパタン認識、ビッグデータを用いて個人の性格や嗜好を推測するプロファイリング、理論駆動型からデータ駆動型へと移行する科学的方法論、データサイエンス、インターネットを通じて様々なサービスの場を提供しているGAFAに代表されるプラットフォーム企業の支配力、ビッグデータの将来の動向と内容等多岐にわたっている。
さらに、ビッグデータに関連して、米中貿易摩擦の根底についても解説されている。つまり、これまでの工業社会では、個人の自由と経済全体の発展がうまく調和できたが、情報産業においては、産業の発展が個人のプライバシーを犯してしまう。AI(人工知能)の技術開発では、ビッグデータをどれだけ集められるかが重要となる。個人情報保護の意識が低く、大量の人口を抱える中国は、この点で極めて有利な立場にある。米国で急速に高まっている中国IT脅威論の背景には、純粋に技術的な意味だけではなく、中国の特殊性に、米国が対抗できないという危機感がある。
AIに関する基礎的素養がないと、本書を100%理解することは難しいと思われる。しかしながら、経済活動に新しい可能性を開くビッグデータについて概要を知るために一読の価値があると思う。
電子書籍
いつも思うが、
2019/11/12 18:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:いのぜい - この投稿者のレビュー一覧を見る
いつも思うが、著者の情報を収集する能力と分析力の能力の高さに驚かされる。
紙の本
全体的に浅い
2019/11/12 23:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hoge - この投稿者のレビュー一覧を見る
(類似書籍を読んだことがなく、短時間で概観を把握したい人向け)
広い範囲をカバーしてあるものの、事実の列挙に留まり、1つ1つの説明が浅いためネットで見られる解説記事のまとめのような印象を受けた。
(スパースモデリングなどはまさにググール上位のページの内容と同じ)
この分野に興味のある人からすれば、すでに知ってる内容がほとんど。
この分野を全く知らないような人向けではあるが、説明を簡略化しすぎてることから、実際の難度や勘所を誤解してしまうのではないかという不安を感じた。