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- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/12/19
- 出版社: 日本文芸社
- サイズ:19cm/270p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-537-26206-3
読割 50
紙の本
ウイルスが変えた世界の構造
パンデミックの裏側で何が起きているのか? アフターコロナで世界はどう変わったのか!? 知の巨匠、副島隆彦と佐藤優が、世界帝国アメリカを支えてきたキリスト教派、ユニテリアン...
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商品説明
パンデミックの裏側で何が起きているのか? アフターコロナで世界はどう変わったのか!? 知の巨匠、副島隆彦と佐藤優が、世界帝国アメリカを支えてきたキリスト教派、ユニテリアンの宗教思想をベースに語りつくす。【「TRC MARC」の商品解説】
人類は新たなステージに入った! 新型コロナウイルスのパンデミックで世界は一変した。いま、世界と日本で何が起きているのか。アメリカに勝利した中国の全体主義、コロナ後の金融危機、アメリカの「国教」ユニテリアンとは何か。日本の最高知性、副島隆彦、佐藤優の2人が、近代500年の終焉と世界の行方を徹底対論する。アフターコロナで世界はどう変わったのか、近代500年を支えてきたユニテリアンの宗教思想をベースに語りつくす。【商品解説】
目次
- まえがきーバイデン政権下、米中緊張が一層強まる 佐藤優
- 第1部 パンデミックで変わった世界
- 近代500年の終わりと内向の時代
- アメリカに勝利した中国の全体主義
- ウイルスはどこからやってきたのか
- コロナ後の金融危機と日本の政局
- 北朝鮮情勢とアメリカのディープ・ステイト
- アメリカ大統領選とアメリカ政治の行方
著者紹介
副島 隆彦
- 略歴
- 〈副島隆彦〉1953年福岡市生まれ。早稲田大学法学部卒業。評論家。副島国家戦略研究所(SNSI)主宰。
〈佐藤優〉1960年東京都生まれ。同志社大学大学院神学研究科修了。作家、元外務省主任分析官。
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電子書籍
「佐藤優と副島隆彦の宗教問答」
2020/12/21 14:36
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:バブシュカ - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の副島さんに敬意を表して、この本のタイトルは、「佐藤優と副島隆彦の宗教問答」とするべきだろう。おそらく、コロナ終息後に、そのように改題されることになるのだろう。佐藤さん、副島さんともに、コロナは、インフルエンザとほぼ同等のものであり、不必要な騒ぎが「大政翼賛会」さらには、大恐慌、戦争というシナリオへと至る道を危惧している。この本においてコロナは、導入部にすぎず、うしろ、ユニタリアンというアメリカの主流の信仰が、現在の世界の思想の底流となっていることへの危惧が、二人にある。ユニタリアンを簡略化すれば、「啓示」を否定し、人間の知力のみで、やがては、神に至るという思想である。’それは、キリストはいったい何者なのかという簡単な問いに還元することができ、ユニタリアンでは、キリストは、単なる人間ということになる。裏の世界で辛酸をなめつくした両者は、時に、暗殺をともなう暗い裏の世界の話に至り、時に、昭和恐慌のときに、売りに出された娘の値段は、だいたい自動車ぐらいというように、人間の存在、そして生業というものが、いかにして、卑しくも金銭に還元されていく過程を追っていく。二人は、恐ろしく暗く、醜い話に突入するが、宗教者の佐藤優と思想家の副島隆彦は、読者に世の危険、醜さというものを、読者にわからせようと、展開する。そして、そこには、いかにして、読者そして、人々を救ったらいいのかというような、二人の苦悩のようなものがにじみ出てきており、宗教学者や坊主の講釈や説教とは、隔絶した重みをこの本はもっている。ある意味、この二人は、地獄に落ちたダンテ(読者)を導くウェルギリウスのような存在だ。