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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2005.9
  • 出版社: 白水社
  • サイズ:19cm/188,17p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-560-02608-4

紙の本

戦後ドイツのユダヤ人 (シリーズ・ドイツ現代史)

著者 武井 彩佳 (著),石田 勇治 (監修)

ホロコーストを生き延びたユダヤ人の中にはドイツに留まる者もいた。彼らの動きを、米国やイスラエルなどとの関係、反ユダヤ主義などにも触れながら多面的に描き出す。ホロコースト後...

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戦後ドイツのユダヤ人 (シリーズ・ドイツ現代史)

税込 2,090 19pt

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商品説明

ホロコーストを生き延びたユダヤ人の中にはドイツに留まる者もいた。彼らの動きを、米国やイスラエルなどとの関係、反ユダヤ主義などにも触れながら多面的に描き出す。ホロコースト後のドイツに生きた「マイノリティ」の歴史。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

武井 彩佳

略歴
〈武井彩佳〉1971年名古屋市生まれ。早稲田大学大学院文学研究科西洋史専攻修士課程修了。早稲田大学法学部比較法研究所助手。

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みんなのレビュー6件

みんなの評価4.5

評価内訳

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紙の本

戦後ドイツとユダヤ人の関係を冷静に叙述した良書

2007/06/28 12:22

8人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:越知 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ナチスドイツはユダヤ人を地上から抹消しようとした。そしてそれがシオニズムに火をつけ、イスラエル建国の強力な動機の一つになった。以上は歴史的な事実である。
 しかし、戦後ドイツとユダヤ人の関係は一筋縄ではいかなかった。普通に考えれば、自民族を殺し尽くそうとした国などにはいたくないと思うのが人間の心理である。ところが戦後になってもユダヤ人はドイツに居住していたし、しかもその数は年々増加していった。なぜか? そして戦後ドイツとユダヤ人の関係はどうなっているのか? この問題に光を当てた優れた研究書が出たので紹介したい。
 まず、ユダヤ人を近代の国民国家の中にどう位置づけるかが大問題となる。ナチスはユダヤ人を絶滅させようとしたが、これは近代国民国家の大原則、つまり国民は誰もが平等に扱われるという原則を踏みにじるものであった。しかしこれが逆に連合軍のドイツ占領時には手かせとなる。ナチスに迫害されたのはユダヤ人だけではないのだから、ユダヤ人だけを被害者として特別扱いすればナチスと同じ誤りを犯すことになってしまう。したがって、ドイツが敗れてユダヤ人は迫害から解放される、という劇的な展開には必ずしもならなかった。言い換えれば、後世がはまりやすい「ナチス=ユダヤ人迫害、連合軍=それを打ち破る正義の味方」というような簡単な図式は成り立たないということだ。具体的な経緯は複雑な事情を分かりやすく叙述した本書をお読みいただきたい。
 さらに、なぜユダヤ人たちは戦後のドイツに住み続け、あまつさえ他地域のユダヤ人までがドイツに流れ込んできたのか? 第一に、ユダヤ人といっても一律ではなく、キリスト教徒と結婚して経済的な地盤をドイツに持っている人間からすればむしろ住み続ける方が自然だということ。第二に、戦後のソ連や東欧共産主義圏ではユダヤ人は住み難く(東ドイツは西ドイツと違ってホロコーストへの賠償を拒絶した)、むしろ追い出されがちであったこと。第三に、建国したばかりでアラブ諸国との摩擦が絶えないイスラエルに移住するのは経済的にも政治的にも得策でないというユダヤ人自身の思惑があったこと。第四に、ホロコーストを犯してしまったドイツからすれば、戦後国際社会で生きていくためにはユダヤ人迫害は二度と起こさないという建前を死守しなくてはならず、かえって安全性が高いと考えられたこと、などが挙げられる。
 戦後、西ドイツのそうした建前を確立して自国の信用復活に努め、しかし他方でナチスを恩赦の形で社会に復帰させ経済や社会体制の復興を進めたのが中道保守のアデナウアー首相であった。したがって政治家の建前とは別にドイツには根強く反ユダヤ主義が生きていた。60年代から70年代になると戦後生まれが人口の過半を占め古いタイプの反ユダヤ主義は姿を消すが、逆にイスラエルへの見方は厳しさを増す。というのは戦後の西ドイツはホロコーストへの負い目から基本的にイスラエルを支持してきたが、戦後生まれの左翼学生はパレスチナ難民への非人道的な対処などを理由に遠慮会釈なくイスラエルを批判したからだ。では西ドイツ在住の若いユダヤ人はどうだったか? この辺のジレンマも本書をひもといて読んでいただきたいところである。
 本書では比較的最近の事件にもページを割いており、作家ヴァルザーのドイツ書籍商協会平和賞受賞時の問題発言や、フィルケンスタインの『ホロコースト産業』をめぐる騒動などが取り上げられていて、参考になる。
 最後に特に賞賛したいのが、著者の冷静客観的な筆致である。この種の問題はどうしても肩に力が入ったり感傷的になったりしがちだが、著者の叙述は力んだり正義漢ぶったりするところがまったくなく、歴史記述のお手本とも言うべき見事さを備えている。71年生まれのこの若い学者には今後も大きな期待が持てそうだ。

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紙の本

空白のドイツ民主共和国(特に社会主義統一党)とユダヤ人。

2008/11/28 23:52

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「零時」以降のドイツとユダヤ人(特に亡命先からドイツに帰国したり、強制収容所から解放されてからドイツに住む事を選んだ人々)について書かれた本は案外ないので、その点では大いに参考になった。
 しかし、スターリン時代末期のソ連・東欧圏での反ユダヤ主義の中でのDDRのユダヤ人(SED幹部を含む)の運命とDDRが第三帝国の負の遺産を認めなかった事は触れているが、それ以外DDRとユダヤ人の関係は出てこない。まるでDDRにはユダヤ人が小規模な共同体以外は住んでいなかったのように。そしてDDRは褐色の過去と関係がないかのように。
 エホバの証人みたいに-この教団の教義を認めるかどうかは別として-再び迫害された人々もいたのに。
 ドイツ連邦共和国で居住しているユダヤ人には自分をドイツ人と認識しない人々が多数いた、と書かれているが、SEDの幹部や文化人(DDRを去ったり追放された人を含めて)にユダヤ人がそれなりにいたから、その人達が自己を、どう認識していたか知りたいものだ。
 まるでドイツ民主共和国が歴史上存在していないような軽い存在のデラシネ国家、と著者がお思いではないだろうが、そんな感じがする。少なくとも第三帝国よりは長く存在していた事には代わりがないが。
 誰かドイツ民主共和国とユダヤ人の関係を書いてほしいものだ。
 第三次中東戦争の時にDDRでイスラエル空軍の事を「ナチ空軍」と書いたと読んだ事があるが、"Luftwaffe"と書いたのかしら?第三帝国用語とされがちな言葉ながら、今のドイツ空軍を指す使われている言葉でも、人民軍では使わなかったらしいが。

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2010/04/15 18:47

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2010/06/26 11:51

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2013/06/22 17:57

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2019/05/04 18:31

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