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- カテゴリ:一般
- 発売日:2016/02/26
- 出版社: 白水社
- サイズ:20cm/597,12p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-560-08486-1
- 国内送料無料
紙の本
フランス・ルネサンス文学集 2 笑いと涙と
著者 宮下 志朗 (編訳),伊藤 進 (編訳),平野 隆文 (編訳),岩根 久 (訳),荻野 アンナ (訳),鍛治 義弘 (訳),篠田 勝英 (訳),田中 聰子 (訳),濱田 明 (訳)
フランス・ルネサンス文学の豊饒にして広大な地平を俯瞰し、その全貌を伝える−。本邦未紹介の16世紀フランス文学作品を訳出。2は、物語や対話篇などのフィクションと、恋愛詩、宗...
フランス・ルネサンス文学集 2 笑いと涙と
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商品説明
フランス・ルネサンス文学の豊饒にして広大な地平を俯瞰し、その全貌を伝える−。本邦未紹介の16世紀フランス文学作品を訳出。2は、物語や対話篇などのフィクションと、恋愛詩、宗教詩などの韻文を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
日本では渡辺一夫、関根秀雄といった碩学の出現によってフランス・ルネサンスの文学は一定の知名度を獲得している。しかしながら、一般の読者にとって、モンテーニュ、ラブレーという二大作家以外の作品に接する機会はきわめて限られている。
この時代、まだ近代的な意味での「文学」は存在していない。狭義の意味での文学が出現したのは、18世紀であって、ルネサンスの時代にあっては、文学はもっと太い幹をなしていた。それは狭義の文学のみならず、歴史・哲学・地理学、さらには医学や数学までも含んでいた。レオナルド・ダ・ヴィンチをイメージすればいいだろう。つまりは様々な人間が、様々な事柄・主題について、自由奔放に書きつづっていた。
そこで本集では、狭義の「文学」に閉じこもることなく、ルネサンスのエクリチュールの豊饒にして広大な地平を俯瞰し、その全貌をうかがい知ることができるような作品構成を心がけた。
第2巻には、物語や対話篇などのフィクションと恋愛詩、宗教詩などの韻文を収録して、哄笑、悲嘆、愛情から、憤怒に至るまでの、豊かな情感の表出を味読できるように努めた。【商品解説】
フランス・ルネサンス文学の全貌を伝える。第2巻には、物語や対話篇などのフィクションと恋愛詩、宗教詩などの韻文を収録してある。【本の内容】
収録作品一覧
田園閑話 | ノエル・デュ・ファイユ 著 | 7−102 |
---|---|---|
哲学の讃歌 | ピエール・ド・ロンサール 著 | 461−474 |
『初期作品集』(抄) | フィリップ・デポルト 著 | 475−492 |
著者紹介
宮下 志朗
- 略歴
- 〈宮下志朗〉1947年生まれ。放送大学教授、東京大学名誉教授。著書に「本の都市リヨン」など。
〈伊藤進〉1949年生まれ。中京大学国際教養学部教授。著書に「怪物のルネサンス」など。
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