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- カテゴリ:一般
- 発売日:2019/07/11
- 出版社: 白水社
- サイズ:19cm/139p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-560-09424-2
紙の本
命、ギガ長ス
著者 松尾 スズキ (著)
【読売文学賞戯曲・シナリオ賞(第71回)】ドキュメンタリー作家志望の女子大生が「8050問題」の親子を取材する中、認識と記憶の儚さにさらされていき…。松尾スズキが、自身が...
命、ギガ長ス
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商品説明
【読売文学賞戯曲・シナリオ賞(第71回)】ドキュメンタリー作家志望の女子大生が「8050問題」の親子を取材する中、認識と記憶の儚さにさらされていき…。松尾スズキが、自身が演出し上演することだけを目的とせずに書いた戯曲。切り取って使う上演許可申請書付き。【「TRC MARC」の商品解説】
松尾式「二人芝居」の作り方
〈読み物として、そして、「松尾式二人芝居の作り方」として、この本を読んでいただければ、幸いだ。〉(本書「まえがき」より)
†‡
オタクやツナミと同じく、世界に通用する日本語の一つになった言葉──「ひきこもり」は、1980年代から90年代にかけて増大した。彼らは自立するチャンスを失い続けたまま歳を重ね、新たな社会問題を引き起こしてもいる。年老いた親がニートである中高年の子供をわずかな年金で養い続けるという現象だ。中高年のひきこもりは現在、日本で60万人を超えると言われている。彼らの遠くない未来に待つのは親の介護やその死。その現実に直面したとき、どうふるまうのか?
ドキュメンタリー映像作家志望の女子大生が、ある福祉大学からの紹介をへて、「8050問題」の親子に出会った。そして、彼らが抱える問題をカメラ越しに浮彫りにしようと試みるなか、認識と記憶の儚さにさらされてゆくのだが……ハッピーエンドにするには、命が長すぎる。
東京成人演劇部の第一弾として、巻末に安藤玉恵との「解説対談」を収録。少人数で演劇を作る楽しさを教えてくれる、松尾スズキならではの「演劇論」としての戯曲。【商品解説】
著者紹介
松尾 スズキ
- 略歴
- 〈松尾スズキ〉1962年生まれ。九州産業大学芸術学部デザイン科卒業。大人計画主宰。著書に「ふくすけ」「ヘブンズサイン」「エロスの果て」など。
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おもしろい
2020/10/25 08:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
松尾スズキさんの戯曲として、面白く読むことができました。現代の世相を敏感に反映させていて、素晴らしかったです。