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- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/05/26
- 出版社: 白水社
- サイズ:19cm/268p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-560-09624-6
読割 50
紙の本
沸騰インド 超大国をめざす巨象と日本
著者 貫洞 欣寛 (著)
躍進と伝統のイメージが渾然一体となっているインド。日本からの新幹線導入、外交・軍事で拡大する行動範囲、英語・IT大国、カーストと貧困…。元朝日新聞ニューデリー支局長が、イ...
沸騰インド 超大国をめざす巨象と日本
沸騰インド:超大国をめざす巨象と日本
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商品説明
躍進と伝統のイメージが渾然一体となっているインド。日本からの新幹線導入、外交・軍事で拡大する行動範囲、英語・IT大国、カーストと貧困…。元朝日新聞ニューデリー支局長が、インドの持つさまざまな顔を紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
したたかな交渉相手とどう付き合うか?
中国と日本の間にインドが割って入り、「中印二強」時代がやってくるのはもはや時間の問題である。インドの成長で、中国の台頭によって引き起こされたものと同様の激変がアジアで起きる――。本書は、政界、経済界のみならず、庶民の生活にも深く分け入った元朝日新聞ニューデリー支局長が、チャイナ・パワーに対峙しつつインドを取り込もうとする日本の戦略を軸に、10年後、20年後のアジアと日本を考えるための手がかりを明示したルポである。
デリー・ムンバイ産業回廊(DMIC)構想など巨大プロジェクトをいくつも立ち上げ、外資を呼び込みつつインフラ整備に邁進するインド。一方、国内では、世界一ともいわれる貧富の差、カーストに基づく根強い差別、頻発する宗教・民族紛争など、深刻な社会問題を多く抱える。「ばらばらな人びとが好き勝手言い合う社会」をまとめるものはもはや国旗と国境しかないと言っても過言ではない。今のモディ政権は、国民統合の原理に薄いインド社会を「ヒンドゥー・ナショナリズム」の枠で固めようとしているが、懐につねに火種を抱えており、その足場は盤石とは言いがたい。
インドが併せ持つ、こうしたチャンスとリスクを冷徹に見極めるための視点を提供する。【商品解説】
著者紹介
貫洞 欣寛
- 略歴
- 〈貫洞欣寛〉1970年広島市生まれ。朝日新聞社ニューデリー支局長等を経て、フリージャーナリストとしてインドなどを取材。BuzzFeed Japan株式会社に入社、ニュースエディターに就任。
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