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- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/04/28
- 出版社: 白水社
- サイズ:22cm/715p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-560-09818-9
- 国内送料無料
紙の本
近代日本の美術思想 美術批評家・岩村透とその時代 上
著者 今橋映子 (著)
1910年代、100年後を見据えていた美術批評家・岩村透。言論統制下に美術行政を論じながら早逝した仕事の全貌と、多分野の人々との共闘の足跡を辿る。上は、感興と挑戦をモット...
近代日本の美術思想 美術批評家・岩村透とその時代 上
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商品説明
1910年代、100年後を見据えていた美術批評家・岩村透。言論統制下に美術行政を論じながら早逝した仕事の全貌と、多分野の人々との共闘の足跡を辿る。上は、感興と挑戦をモットーに美術界を牽引した若き姿を掘り起こす。【「TRC MARC」の商品解説】
岩村透とは誰か。文化芸術はなぜ社会に必要か。
黒田清輝や森鷗外の盟友でありながら、忘却の彼方となった美術批評家・岩村透。
なぜ彼は忘れられたのか——美校の初代西洋美術史教授であった彼は、制作家と社会を結ぶ批評を重視し、「美術」による社会変革を試みた。1910年代の日本で、百年後の「美術と社会」を見据え、美術ジャーナリズムやアーツマネジメントを展開。言論統制下に美術行政を論じながらも早逝した彼の仕事の全貌と、驚くほど多分野の人々との共闘の足跡を辿る。
文学・絵画・彫刻・工芸・建築・社会思想などを繋ぐ学際研究、著者畢生の大作。
上下2巻で、新出図版も多数。カラー口絵各8頁。
年譜・参考文献・巻末関連資料など完備。【商品解説】
目次
- [上巻目次]
- はじめに——美術百年の志
- 第Ⅰ部 岩村透を読み直すために
- 第1章 その生涯 (1870-1917)
- 第2章 岩村透研究の推移と問題点
- 第3章 美術批評史研究の推移と岩村透の位相——批評期区分の試み
- コラム1 岩村透の蔵書——明治大正期知識人の世界像
- 第Ⅱ部 世紀転換期の美術批評と岩村透の仕事
著者紹介
今橋映子
- 略歴
- 〈今橋映子〉1961年東京生まれ。東京大学大学院博士課程修了。同大学院総合文化研究科教授。博士(学術)。専門は比較文学・比較文化。「異都憧憬日本人のパリ」でサントリー学芸賞等を受賞。
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