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紙の本
ルネ・ジラール (文庫クセジュ)
著者 クリスティーヌ・オルスィニ (著),末永 絵里子 (訳)
従来の「人文科学」の枠組みに囚われることなく、「真の人間学」を立ち上げ、あらゆる迫害的表象の脱神話化を試みた人類学者ルネ・ジラール。その生涯や、主な思想「模倣的欲望」など...
ルネ・ジラール (文庫クセジュ)
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商品説明
従来の「人文科学」の枠組みに囚われることなく、「真の人間学」を立ち上げ、あらゆる迫害的表象の脱神話化を試みた人類学者ルネ・ジラール。その生涯や、主な思想「模倣的欲望」などを掘り下げる。【「TRC MARC」の商品解説】
「概念の職人」の生涯と思想
ミシェル・セールをして「人文科学分野のダーウィン」と言わしめたルネ・ジラール。彼の初期の作品の評判は振るわなかったにもかかわらず、セールはダーウィンの進化論とジラールの模倣論の間に類似関係をみてとり、いち早くジラールの学説を評価している。
本書は、ルネ・ジラールが練り上げた思想を辿り、その展開の必然性を説く。セルバンテス、フローベール、スタンダール、プルースト、ドストエフスキーらの作品に、欲望の三角形を見てとる「欲望論」、ギリシア悲劇やシェイクスピアの作品などから、贄のメカニズムや身代わりの犠牲者を解く「供犠論」、そして贄のメカニズムに終止符を打ち、模倣全体のメカニズムを暴きだす「聖書論」。23歳でアメリカに渡り、文学教師として大学を転々としながらも独自の思想を展開した暴力と宗教的なものの人類学者に迫る。【商品解説】
ジラールが練り上げた「欲望論」「供儀論」「聖書論」といった独自の思想を辿りながら、その展開の必然性を説く。【本の内容】
目次
- 序論
- 第一章 或る知識人の人生行路
- I アヴィニヨンでの幼少時代
- II アメリカ流謫
- III フランス文学教師として
- IV ジョンズ・ホプキンス大学(一九五七―一九六八年)
- V 「フレンチ・セオリー〔フランス現代思想〕」
- VI バッファロー大学時代(一九六八―一九七六年)
- VII ジョンズ・ホプキンス大学時代(一九七六―一九八一年)
- VIII スタンフォード大学時代(一九八一―二〇〇五年)
著者紹介
クリスティーヌ・オルスィニ
- 略歴
- 〈クリスティーヌ・オルスィニ〉哲学の教授資格(アグレガシオン)取得者。ミメーシス研究会(ARM)副会長兼事務局長。著書に「ルネ・ジラールの思想」など。
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