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- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/01/22
- 出版社: 双葉社
- サイズ:19cm/443p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-575-31525-7
読割 50
紙の本
絶滅動物は甦らせるべきか? 絶滅種復活の科学、倫理、リスク
ケナガマンモス、リョコウバトなど、「失われた生物」たちを甦らせる最新の遺伝子科学。われわれは“禁断の領域”に踏み込んでいるのか? 絶滅種再生の最前線に立つ科学者らにインタ...
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絶滅動物は甦らせるべきか?
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商品説明
ケナガマンモス、リョコウバトなど、「失われた生物」たちを甦らせる最新の遺伝子科学。われわれは“禁断の領域”に踏み込んでいるのか? 絶滅種再生の最前線に立つ科学者らにインタビューし、倫理やリスクについて考える。【「TRC MARC」の商品解説】
“彼ら”がこの地上に帰ってきた時、いったい何が起こるのか?
マンモス、リョコウバト、タスマニアタイガー、クアッガ……etc.
「失われた生物」たちを甦らせるプロジェクトが世界各地で進んでいる。
ヒトゲノム計画を立ち上げた世界有数の遺伝子工学者、ジョージ・チャーチ。
伝説の雑誌『ホール・アース・カタログ』の創刊メンバーにして、保全生物学の専門家でもあるステュワート・ブランド。彼のパートナーで、バイオテクノロジー分野の起業家でもあるライアン・フェラン(ブランドとともに、絶滅生物の再生を目的とするNPO「リバイブ&リストア」を設立)。リョコウバトの復元計画に邁進する若き科学者、ベン・ノバクなどなど、最先端の生命科学をもとに世界中で進む絶滅種の再生=「ディ・エクステンション」に取り組む科学者たちの姿を描き出す。
その一方、絶滅種を復活させることで、「むしろ現在の生態系を破壊することにはならないか?」「簡単に再生できるとなったら、絶滅を防ごうという意識がなくなるのでは?」「そもそも、そんな生物を人間の手で生み出していいのか?」といった疑問や疑義、さらには「絶滅という事象から、われわれ人類が本当に学ぶべきことは何か?」という哲学的な問いまで、推進者から反対派まで幅広く取材。
「絶滅動物の復活」というテーマから、人間と最先端科学とはどうかかわっていくべきかという根源的な問いにまで踏み込む、いま必読の科学ルポルタージュ。
【本の内容】
著者紹介
ブリット・レイ
- 略歴
- 著者 ブリット・レイ
科学番組制作者。著述家。英BBC、カナダのCBCでラジオ、テレビ、ポッドキャスト番組の司会を務める。生物学の学士号を取得したのち、コペンハーゲン大学(デンマーク)で科学コミュニケーション(合成生物学)の博士号を取得。
訳者 高取芳彦(たかとり よしひこ)
法政大学人間環境学部卒業。書籍翻訳のほか、ニュース記事の翻訳・編集を手掛ける。訳書に『サイバー完全兵器』(朝日新聞出版)、『伝説のハッカーが教える超監視社会で身をまもる方法』(日経BP)、『WE ARE DATA アルゴリズムが「私」を決める』(同)など。
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