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中世ヨーロッパ ファクトとフィクション
中世は暗黒時代だった。中世の人々は魔女を信じ、火あぶりにした−。中世ヨーロッパの名だたるフィクション(虚構)を取り上げ、それらがどのように構築されたかを解説。さらに実際に...
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中世ヨーロッパ
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商品説明
中世は暗黒時代だった。中世の人々は魔女を信じ、火あぶりにした−。中世ヨーロッパの名だたるフィクション(虚構)を取り上げ、それらがどのように構築されたかを解説。さらに実際に起きたことを一次史料を交えて解明する。【「TRC MARC」の商品解説】
中世ヨーロッパは古代ローマとイタリア・ルネサンスに挟まれた暗黒時代だった?狡猾なカトリック教会の言いなりで、迷信を好んで科学を拒み、野蛮で不潔だった?それとも、騎士が華麗に戦い、魔法と妖精が出てくるおとぎの世界?本書は中世ヨーロッパに関する11のフィクションをとりあげ、私たちの中世観がどのように作られてきたのか、実際どうだったのかを、豊富な一次史料とともに提示する。
目次
まえがき
イントロダクション
第1章 中世は暗黒時代だった
第2章 中世の人々は地球は平らだと思っていた
第3章 農民は風呂に入ったことがなく、腐った肉を食べていた
第4章 人々は紀元千年を恐れていた
第5章 中世の戦争は馬に乗った騎士が戦っていた
第6章 中世の教会は科学を抑圧していた
第7章 一二一二年、何千人もの子どもたちが十字軍遠征に出立し、そして死んだ
第8章 ヨハンナという名の女教皇がいた
第9章 中世の医学は迷信にすぎなかった
第10章 中世の人々は魔女を信じ、火あぶりにした
第11章 ペスト医師のマスクと「バラのまわりを輪になって」は黒死病から生まれた【商品解説】
目次
- まえがき
- イントロダクション
- 第1章 中世は暗黒時代だった
- 第2章 中世の人々は地球は平らだと思っていた
- 第3章 農民は風呂に入ったことがなく、腐った肉を食べていた
- 第4章 人々は紀元千年を恐れていた
- 第5章 中世の戦争は馬に乗った騎士が戦っていた
- 第6章 中世の教会は科学を抑圧していた
- 第7章 一二一二年、何千人もの子どもたちが十字軍遠征に出立し、そして死んだ
- 第8章 ヨハンナという名の女教皇がいた
著者紹介
ウィンストン・ブラック
- 略歴
- 〈ウィンストン・ブラック〉中世史研究者。中世科学史・医学史が専門で、ヨーロッパと地中海世界の活発な交渉によって発展した中世の薬学と薬草学(本草学)を研究。
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中世ヨーロッパについてのデマを正す
2021/07/26 21:00
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mt - この投稿者のレビュー一覧を見る
中世ヨーロッパについての誤解を訂正する一冊。構成が面白くて、誤解の説明→誤解のもととなった史料(というかデマの発生源)→それを否定する中世当時の一次史料と並べている。西洋史に興味がある人なら本書で上げられている11の話題はフェイクだと承知しているのが大半だと思うが、その誤解がいかに発生したかまで考察されているのは興味深いポイント。啓蒙時代の歴史家がルネサンスを称揚するためや、英米のプロテスタントがカトリックを貶めるために流布したデマが、今日のポップカルチャーにまで影響を与えているのがよくわかる。