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紙の本
親を棄てる子どもたち 新しい「姨捨山」のかたちを求めて (平凡社新書)
著者 大山眞人 (著)
詐欺の被害にあった親を罵倒する子、遺骨の引き取りさえも拒否する子…。親への思いは稀薄を通り越してもはや“無”に近い。高齢者のためのサロンを運営する著者が、“棄老”に至る現...
親を棄てる子どもたち 新しい「姨捨山」のかたちを求めて (平凡社新書)
親を棄てる子どもたち
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商品説明
詐欺の被害にあった親を罵倒する子、遺骨の引き取りさえも拒否する子…。親への思いは稀薄を通り越してもはや“無”に近い。高齢者のためのサロンを運営する著者が、“棄老”に至る現場のリアルを伝える。【「TRC MARC」の商品解説】
著者が開設した高齢者のためのサロンの周辺では、親の介護を無理やり行政に押しつけたりするなど、「子が親を棄てる」ケースが特に目立つという。もはや、血縁を頼りに安心の老後を送ることはできない。『遠野物語』に出てくる「デンデラ野」のように、高齢者同士が集住し、助け合いながら生きる共同体こそが必要なのだ。
「子に棄てられる」いまを生き抜くためにも、相互扶助が可能な「姨捨山」づくりをはじめよう。
【商品解説】
筆者が「高齢者のためのコミュニティサロン」を開設して10年。高齢者が抱える孤独や貧困、家族の崩壊などを見つめ直す体験的ルポ。【本の内容】
目次
- はじめに
- 第1章 実の子が親を棄てていく
- 同じ話ばかりする要蔵さん/「お尻美人」が去ってから……/おカネの管理もままならない/夫婦揃って認知症と認定される/改めて部屋を訪ねてみると/15アンペアではブレーカーが持たない!/たとえ、身内がいたとしても/両親の悪口を延々という長男/ボランティアとは何か/大きく変わった親子の関係
- 第2章 親を棄てた子の〝事件”簿
- 一、詐欺の被害にあった親を罵倒する子
- 「振り込め詐欺」に引っかかってしまったわたし/騙される側にも問題がある、といいたいのだが……/オレオレ詐欺が家族の崩壊を助長する/被害届をださない被害者
- 二、子に棄てられた親の孤独死
- 遺品整理屋がみる親と子の断絶/遺品整理士のまごころ/三年間も放置された孤独死〝事件〟
- 三、遺骨の引き取りさえも拒否する子
- 広がる無縁仏/遺骨すら引き取らない/葬儀屋なのになぜ、遺体を預かるのか/アンケートにみる親の本音/家族のふたりにひとりが親を看ない時代/葬儀の在りかたも大きく変わった/宅配便で送れる遺骨/大切なのは世間体?/チューブだらけの〝竹馬の友〟
著者紹介
大山眞人
- 略歴
- 〈大山眞人〉1944年山形市生まれ。早稲田大学文学部卒業。出版社勤務を経て、ノンフィクション作家。著書に「銀座木村屋あんパン物語」「昭和大相撲騒動記」など。
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高齢化社会
2022/08/13 11:29
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
これからの高齢化社会の中での生き方が、具体的にアドバイスされていて、よかったです。子ども達との関係など、考えさせられました。