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- カテゴリ:一般
- 発売日:2017/10/27
- 出版社: ベストセラーズ
- サイズ:19cm/317p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-584-13773-4
読割 50
紙の本
どうすれば愛しあえるの 幸せな性愛のヒント
現代人の悩みである「性愛」不全から脱却する方法とは何か。社会学者・宮台真司とAV監督・二村ヒトシが、恋愛を含んだ性愛について語り合ったトークイベントの記録。イベント参加者...
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商品説明
現代人の悩みである「性愛」不全から脱却する方法とは何か。社会学者・宮台真司とAV監督・二村ヒトシが、恋愛を含んだ性愛について語り合ったトークイベントの記録。イベント参加者との質疑応答も掲載する。【「TRC MARC」の商品解説】
性愛の享楽は社会の正義と両立しない———宮台
「良い変態」は社会の抜け道である———二村
社会が良くなっても
性的に幸せになれるわけではない。
むしろその逆が起きている。
男も女も満たされた人生に必要な知恵とは
(〈目次〉より一部抜粋)
まえがき あなたなら愛しあえる 二村ヒトシ
第1章 ほんとうの性愛の話をしよう
「母への恨み」と〈心の穴〉
女性が「うっすら病んでいる」世の中
男の〈インチキ自己肯定〉
男にもある「女性性」
男の名刺はペニスと同じ
なぜ男は素直にヨガれないのか
「変性意識状態」とは何か
「自分探し」より「自分なくし」
女は潮吹きよりハグが好き
AVの蛸壺化と勘違い男
第2章 なぜ日本人の性愛は劣化したのか
「セックスレスの増加」と「精子の減少」
「年の差恋愛」をする女性
女が男を見極める3つの基準
なぜ若い人はセックスが下手なのか
メンヘラ女性とのセックス
アラサー以下の女性がメンヘラ化する理由
性愛は自己承認のツールなのか
〈家族の劣化〉による〈感情の劣化〉
女性の性的ポテンシャリティ
なぜヒトラーはモテたのか
セックスはビフォア・アンド・アフター
「激しいセックスが好き」の意味
〈祭りのセックス〉から〈愛のセックス〉へ
第3章 性の享楽と社会は両立しないのか
性愛における決定的な男女の差
男の感情的劣化に対応する女
中動態の女と能動態の男の断絶
フェミニストvsオタク男子
「マッドマックス」と怒れるフェミニスト
社会が良くなっても性愛で幸せにはならない
「社会の物差し」対「性愛の物差し」
性愛でヒトはバンパイヤに「戻る」
性愛を自覚的に損得から隔離せよ
「恋愛結婚」の誕生と帰結
あらゆる一目惚れは間違いである
「わいせつ」と〈なりすまし〉
昔の娼婦とAV女優の違い
「AV業界の社会化」が問題に
「損得」よりも「正しさと愛」だ
第4章 「性愛不全」から脱却する方法
エロい男は希少資源
メンヘラとヤリチンの共通点
専業主婦廃止論で言いたかったこと
相手の性愛願望にいかに応えるか
倒錯者というポジションをとろう
「良い変態」は社会の抜け道である
「委ね」「明け渡し」とヒモの資格
男と女はリバーシブルの関係に
女は詐欺師だから男よりも自由
「変性意識状態」を目指す
人間の性的エネルギーとAI
性教育とスクールカースト 【商品解説】
目次
- まえがき あなたなら愛しあえる 二村ヒトシ
- 1. 第1章 ほんとうの性愛の話をしよう
- ナンパ師とAV男優
- 「母への恨み」と〈心の穴〉
- 女性が「うっすら病んでいる」世の中
- 男の〈インチキ自己肯定〉
- 男にもある「女性性」
- 男の名刺はペニスと同じ
- なぜ男は素直にヨガれないのか
- 「変性意識状態」とは何か
著者紹介
宮台真司
- 略歴
- 〈宮台真司〉1959年宮城県生まれ。社会学者、映画批評家、首都大学東京教授。
〈二村ヒトシ〉1964年東京都生まれ。アダルトビデオ監督。
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紙の本
まじめな本だけど
2024/01/19 09:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とらとら - この投稿者のレビュー一覧を見る
とてもまじめに議論されていて、いろんなヒントになることもたくさん書かれている。言い方や語り方には、悪口っぽいことや過激なところがあって、これは、トークイベントの書き起こしだからなんだろうか。表紙や各章の扉のイラストの絵がよかった。
電子書籍
損得ではなく正しさ、見返りを求めない圧倒的な贈与こそが幸せな人間関係の基本である。
2021/12/13 05:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かまち - この投稿者のレビュー一覧を見る
確かに自分自身も人間関係を損得を起点に考えていたこと、無意識だった卑怯さを自覚させられました。自分の言動に責任を持ちたくないあまり浅い傷つかない関係に止まっている、一方でそのこと自体に味気なさと物足りなさを感じていた。でも確かに、少数の心から信頼を寄せる人たちとの間には、どこかで身銭を切った瞬間があったようにも思われる。もしも損得を起点にするのをやめれば、程度の差こそあれ、全体的に良好な関係を築けるのではないかと思わされました。(圧倒的な贈与とは、「こころ」で、先生が遺書にて書いた「血潮をぶつける」想いのイメージが思い浮かびます。
次のテーマとして、運命に抗わず受け入れる中動態が説明されます。これに関しては人間が変わっていくことのあはれさも、受け入れていく姿勢ととりました。
一方で、定住社会が旨とするという、諦めに抗い続ける人間性を尊重してきた身としては、どこで折り合いがつくのか、あるいはつかないのか、読み込めずに終わりました。
読んだ後、肩の力が抜けて、より真摯たろうとする心を取り戻せたような気がします。1年の留学のはじまるころに読んだのですが、今のところ、これが片隅にあるのとないのでは築けた人間が大きく違ったように思います。男女関係に限らず、新生活に不安のある人にもおすすめしたいです。