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商品説明
比較研究者・平川祐弘の著作集。第8巻は、ベンジャミン・フランクリンと福沢諭吉のふたりを、主として彼等の自伝を通して分析した日米比較精神史上の対比評伝を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
比較研究の第一人者平川祐弘は、片やフランクリン、片や福沢を同じ土俵にあげて、丁々発止(ちようちようはつし)の勝負をとらせた。けだし好取組だ。東西の自伝の両横綱は互角に組んでひけをとらない。行司が平川なればこそ両偉人ががっぷり組んだ見物(みもの)になるので、物怖じせぬ平川は各国で登場し、英語でもこの対比列伝を語って聴衆の頤(おとがい)を解いた。
この研究は世にも楽しい物語だ。酒の上の失敗の語りでは福沢に軍配だが、年増(としま)の下半身の語りではフランクリンが上手(うわて)だ。玉に瑕(きず)とは『福翁自伝』に女の失敗談がないことではあるまいか。【商品解説】
目次
- まえがき
- 日米の好一対
- 白石と諭吉
- フランクリンの略伝
- 福沢の略伝
- こくめいな人
- 封建的秩序への反撥
- 故郷脱出
- 食うこと、飲むこと
著者紹介
平川 祐弘
- 略歴
- 〈平川祐弘〉1931年生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業。同大学名誉教授。比較文化史家。「西洋人の神道観」で蓮如賞、「アーサー・ウェイリー」で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。
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比較文学研究の第一人者が試みたフランクリン・ルーズベルトと福沢諭吉の対比評伝です!
2020/04/10 10:13
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、我が国の比較文学研究では第一線を牽引してこられた平川裕弘氏の著作集の一冊です。同巻は「進歩がまだ希望であった頃」と題され、アメリカのフランクリン・ルーズベルトと日本の福沢諭吉の二人の自伝を読む説きながら、二人を対比して評伝しています。これまでに類書のない、非常に貴重で稀有な試みであり、一旦読み出すと、その内容の興味深さに読者は引きずり込まれてしまいます。ぜひ、これまでに例のない貴重な同書をお読みください。