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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2016/12/22
- 出版社: 法政大学出版局
- サイズ:22cm/319,2p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-588-32133-7
- 国内送料無料
紙の本
アーカイブズの現在・未来・可能性を考える 歴史研究と歴史教育の現場から
著者 渡辺 尚志 (編)
歴史学をはじめとする各学問分野の研究者が、文書館としてのアーカイブズのあり方を考え、また記録資料としてのアーカイブズの新しい活用方法を論じる。さらに、歴史資料に新たな角度...
アーカイブズの現在・未来・可能性を考える 歴史研究と歴史教育の現場から
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商品説明
歴史学をはじめとする各学問分野の研究者が、文書館としてのアーカイブズのあり方を考え、また記録資料としてのアーカイブズの新しい活用方法を論じる。さらに、歴史資料に新たな角度から光を当てた資料研究の成果も収録。【「TRC MARC」の商品解説】
一橋大学大学院社会学研究科の先端課題研究における「アーカイブズ」をめぐる共同研究の成果。信濃国松代藩真田家の文書にみる武士と百姓の関係、幕末の江戸城における儀礼、明治前期における新聞の受容と読者のネットワーク、市民団体・大学自治の資料にみる社会運動、戦時中の史料を使う歴史教育、戦跡という記憶、収集活動と歴史意識の変容など、様々な分野で歴史資料に新たな角度から光を当てる資料研究とともに、文書の収集・整理・保存のあり方と、社会科学における記録資料の活用の可能性を、歴史研究と教育の現場から考える。【商品解説】
目次
- 編者まえがき
- 第一部 日本前近代史研究とアーカイブズ
- 第一章 訴訟からみた近世社会の特質──信濃国松代藩領を事例として(渡辺尚志)
- 第二章 慶応期幕府奏者番における師弟関係と手留管理(吉川紗里矢)
- 第三章 明治前期における「好古家」の新聞受容──埼玉県比企郡番匠村小室元長の交友関係を中心に(古畑侑亮)
- 第二部 近現代の歴史研究・歴史教育とアーカイブズ
- 第四章 市民団体(市民アーカイブ多摩)における市民活動一次資料アーカイブズ化の取り組み──「懸樋哲夫氏旧蔵電磁波運動資料」の整理過程を事例に(長島祐基)
- 第五章 一九六〇年代の一橋大学における「大学の自治」論と教職員組合──史料整理から大学史における組合の位置づけを考える(伴野文亮)
収録作品一覧
訴訟からみた近世社会の特質 | 渡辺尚志 著 | 11−43 |
---|---|---|
慶応期幕府奏者番における師弟関係と手留管理 | 吉川紗里矢 著 | 44−84 |
明治前期における「好古家」の新聞受容 | 古畑侑亮 著 | 85−131 |
著者紹介
渡辺 尚志
- 略歴
- 〈渡辺尚志〉1957年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。一橋大学大学院社会学研究科教授。博士(文学)。専攻は日本近世史。著書に「百姓の力」「百姓たちの江戸時代」など。
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