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紙の本
正義と差異の政治 (サピエンティア)
著者 アイリス・マリオン・ヤング (著),飯田文雄 (監修・編),茢田真司 (監修・編),田村哲樹 (監修・編),河村真実 (訳),山田祥子 (訳)
多様性の時代の解放と連帯のために−。ロールズ以降の分析哲学的でリベラルな正義論に根本的な反省を迫り、フェミニズム理論や多文化主義論に多大な影響を与え続ける政治哲学の古典的...
正義と差異の政治 (サピエンティア)
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商品説明
多様性の時代の解放と連帯のために−。ロールズ以降の分析哲学的でリベラルな正義論に根本的な反省を迫り、フェミニズム理論や多文化主義論に多大な影響を与え続ける政治哲学の古典的名著を邦訳。【「TRC MARC」の商品解説】
自分と異なる他者への嫌悪や抑圧は、差異を取り除き、同一にすればなくなるのだろうか。正義の分配的パラダイムの限界を指摘し、性や人種、年齢や文化などの差異を認知して肯定する都市の公衆と民主主義にこそ、著者は希望を見いだす。差異と正義に関する社会的・規範的な理論としてもはや古典とされる、政治哲学者ヤングの主著ついに翻訳。【商品解説】
目次
- 序章
- 第1章 分配的パラダイムを置き換える
- 第2章 抑圧の五つの側面
- 第3章 反乱と福祉資本主義社会
- 第4章 不偏性と公民的公衆の理想
- 第5章 身体の序列化とアイデンティティの政治
- 第6章 社会運動と差異の政治
- 第7章 アファーマティブ・アクションと能力という神話
- 第8章 都市生活と差異
- エピローグ 国際正義
著者紹介
アイリス・マリオン・ヤング
- 略歴
- 〈アイリス・マリオン・ヤング〉1949〜2006年。ペンシルバニア州立大学で哲学博士号を取得。アメリカの政治哲学者。シカゴ大学政治学部教授を務めた。著書に「正義への責任」など。
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