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- カテゴリ:一般
- 発売日:2016/06/25
- 出版社: みすず書房
- サイズ:20cm/352p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-622-07998-9
- 国内送料無料
紙の本
思想としての〈共和国〉 日本のデモクラシーのために 増補新版
著者 レジス・ドゥブレ (著),樋口 陽一 (著),三浦 信孝 (著),水林 章 (著),水林 彪 (著)
「共和国」の思想を問うドゥブレの論考を導き手に、共和主義を論ずる地平より、議論を展開。迷走状態にある、現代日本の政治を撃つ、鋭敏な思考を提起する。「比較憲法史論の視座転換...
思想としての〈共和国〉 日本のデモクラシーのために 増補新版
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商品説明
「共和国」の思想を問うドゥブレの論考を導き手に、共和主義を論ずる地平より、議論を展開。迷走状態にある、現代日本の政治を撃つ、鋭敏な思考を提起する。「比較憲法史論の視座転換と視野拡大」など4稿を追加。【「TRC MARC」の商品解説】
「日本国憲法の根底にあるのは実は「市民的公共権力による自由」を追求する共和国の精神なのであり、にもかかわらずその解釈と運用は、初発の美濃部憲法学のときからしてすでにそこからの逸脱であり、「国家からの自由」への横滑りであった…」(「あとがき」)
安全保障関連法が施行されたなか、旧版で集い、市民社会と法思想を論じた著者は、再び日本の民主主義を問い直すために結集した。主権は、われわれ国民にある、近代国家を否定する相手と闘い、壊れゆく日本社会を救う手立てを考えなければならない、と。
フランスの〈共和国〉思想から何を学び、日本のデモクラシーにどう活かすのか。そして、日本社会の独自性を問い、いかに問題提起をなすべきかを論ずる。
法、社会、政治、思想…いまこそ、日本の民主主義をあらためて問わねばならない。
「すべては、人民をつくる政治的結合からはじまる」(水林章)、「比較憲法史論の視座転換と視野拡大」(水林彪)、「水林彪論稿に寄せて」(樋口陽一)、「「増補新版」のためのあとがき」(水林章)、以上四稿が増補に際する新稿、計70頁。【商品解説】
目次
- すべては、人民をつくる政治的結合からはじまる――「増補新版」のための導入にかえて 水林章
- *
- あなたはデモクラットか、それとも共和主義者か R・ドゥブレ(水林章訳)
- 現代世界に直面するメディオローグ――レジス・ドゥブレとの対話 R・ドゥブレ、三浦信孝
- フランス共和国の孤独――十八世紀が照らし出す現代 水林章
収録作品一覧
すべては、人民をつくる政治的結合からはじまる | 水林章 著 | 1−15 |
---|---|---|
読書案内 | 289−292 | |
比較憲法史論の視座転換と視野拡大 | 水林彪 著 | 293−333 |
著者紹介
レジス・ドゥブレ
- 略歴
- 〈レジス・ドゥブレ〉1940年パリ生まれ。作家、思想家。80年代にはフランス、ミッテラン大統領の外交顧問をつとめた。
〈樋口陽一〉1934年仙台市生まれ。国際憲法学会名誉会長。
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