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- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/06/09
- 出版社: みすず書房
- サイズ:20cm/275,50p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-622-08709-0
- 国内送料無料
紙の本
エコラリアス 言語の忘却について
著者 ダニエル・ヘラー=ローゼン (著),関口 涼子 (訳)
言語の崩壊過程に言語の本質をみたヤコブソン、失語症を考察したフロイト、母語についてはじめて語ったダンテなどを導きに、忘却こそが言語が本来持つ運動性であることを論じた、言語...
エコラリアス 言語の忘却について
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商品説明
言語の崩壊過程に言語の本質をみたヤコブソン、失語症を考察したフロイト、母語についてはじめて語ったダンテなどを導きに、忘却こそが言語が本来持つ運動性であることを論じた、言語哲学の重要書。【「TRC MARC」の商品解説】
子どもは言葉を覚えるときに、それ以前の赤ちゃん語を忘れる。そのように、言葉はいつも「消えてしまった言葉のエコー」である。そして、忘れることは創造の源でもある。
言語の中にはつねにもうひとつの言語の影があり、失われた言語が響いている。言語の崩壊過程に言語の本質をみたヤコブソン、失語症を考察したフロイト、複数の言語を生きたカネッティ、死んだのに語る口を描いたポー、母語についてはじめて語ったダンテなどを導きに、忘却が言語の本来もつ運動性であることが浮上する。
アガンベンの英訳者として知られ、30代で本書を著し、恐るべき知性として話題を呼んだ、ヘラー=ローゼンの主著。流離こそが言語の核心であることを明かす、言語哲学の最重要書である。【商品解説】
子どもが言葉を覚えるときにそれ以前の赤ちゃん語を忘れる。そのように、言葉はいつも「他の消えてしまった言葉のエコー」である。そして、忘れることは、新たなものを生みだすことである。ヤコブソン、フロイト、ベンヤミン、カネッティなどを導きに、母語の外に出ること、失語症など、言葉の忘れることの創造性を浮かび上がらせる。アガンベンの英訳者として知られ、30 代で本書を著し、恐るべき知性として話題を呼んだ、著者の主著。【本の内容】
目次
- 第一章 喃語の極み
- 第二章 感嘆詞
- 第三章 アレフ
- 第四章 消滅危惧音素
- 第五章 H & Co.
- 第六章 流離の地で
- 第七章 行き止まり
- 第八章 閾
- 第九章 地層
- 第十章 地滑り
著者紹介
ダニエル・ヘラー=ローゼン
- 略歴
- 〈ダニエル・ヘラー=ローゼン〉1974年生まれ。プリンストン大学教授。アガンベンの英訳者として知られる。仏・伊・独・ラテン語・アラビア語等に通じ、哲学・文学・歴史学・認知科学・言語学を論じる。
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