「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- みんなの評価
- あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
- カテゴリ:一般
- 発売日:2019/03/23
- 出版社: みすず書房
- サイズ:20cm/640,39p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-622-08786-1
- 国内送料無料
紙の本
ヴィータ 遺棄された者たちの生
著者 ジョアオ・ビール (著),トルベン・エスケロゥ (写真),桑島 薫 (訳),水野 友美子 (訳)
【マーガレット・ミード賞】行き場をなくした薬物依存症患者・精神病患者・高齢者が死を待つ、ブラジルの保護施設「ヴィータ」。そこで精神病とされていた女性と出会った人類学者が、...
ヴィータ 遺棄された者たちの生
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
【マーガレット・ミード賞】行き場をなくした薬物依存症患者・精神病患者・高齢者が死を待つ、ブラジルの保護施設「ヴィータ」。そこで精神病とされていた女性と出会った人類学者が、彼女との人間的交流を通して、「人間」を選別する権力構造を解明する。【「TRC MARC」の商品解説】
ブラジル南部の保護施設「ヴィータ」――そこは行き場をなくした薬物依存症患者・精神病患者・高齢者が死を待つだけの場所だった。
現地で調査中だった著者は1997年にそこで精神病とみなされていたカタリナという女性に出会う。「言葉を忘れないために」と言って詩のような言葉を書き続ける彼女は何者で、なぜヴィータに収容されたのか。それを探るうちに、新自由主義の影響のもと、国家・経済・医療・家族の網の目のなかで、生産性という基準で人間を選別し、遺棄する現実が明らかになっていく。著者の粘り強い調査のすえカタリナの真の病名に辿りついた時、彼女の綴った言葉の意味は明らかになり、尊厳は回復される。
周縁化された人々の生きられた経験を復元し更新し続けるために、現代において人類学の果たすべき使命は何かを問い直す話題作。本書は、マーガレット・ミード賞ほか数々の賞を受賞した。【商品解説】
目次
- はじめに 「生きているのに死んでいる――外は死んでいるけれど、内は生きている」
- 第一部 ヴィータ
- 社会の遺棄地帯
- ブラジル
- 「市民」なるもの
- 第二部 カタリナと文字
- 精神の生活
- 身体の社会
著者紹介
ジョアオ・ビール
- 略歴
- 〈ジョアオ・ビール〉南ブラジル生まれ。カリフォルニア大学バークレー校で文化人類学の博士号取得。文化人類学者。プリンストン大学人類学部教授。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む