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- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/10/20
- 出版社: みすず書房
- サイズ:20cm/326p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-622-08944-5
- 国内送料無料
紙の本
ノーザン・ライツ
1950年代後半のカナダ。14歳のノアは、親友が死んだことを知り、親友の両親の村で次の夏も過ごすことを決める。村には、先住民の人々や宣教師、そして行方不明の父親がいて…。...
ノーザン・ライツ
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商品説明
1950年代後半のカナダ。14歳のノアは、親友が死んだことを知り、親友の両親の村で次の夏も過ごすことを決める。村には、先住民の人々や宣教師、そして行方不明の父親がいて…。少年の心と成長を描いた物語。【「TRC MARC」の商品解説】
カナダ、マニトバ州北部の凍て付く自然。母親と従妹と暮らす14歳のノアが、地図製作者の父親が持ち帰った短波ラジオで最初に聞いたのは、親友ペリーが割れた氷から一輪車ごと湖に落ちたという報せだった。死んだペリーの両親の村で次の夏も過ごすと決めたノア、村には先住民クリーの人びと、罠猟師、宣教師、そして行方不明の父親までが……。物語は後半、大都会トロントの映画館〈ノーザン・ライツ〉に舞台を移し、そこでノアと家族は思いもかけぬ出会いを経験する。
デヴィッド・ボウイが「人生を変えた100冊」に選んだ長編小説『バード・アーティスト』の作者ハワード・ノーマン。そのデビュー作『ノーザン・ライツ』は、出版されるや称賛を受け全米図書賞候補となった。
「とても好きな本だ。やさしく、おかしく、ミステリアスで、真実に満ちていて、それゆえに美しい」(『遥かな海亀の島』のピーター・マシーセン)「おかしく、かなしく、やさしく、果敢である……初雪が降った野についた、最初の足跡のような本」(『闇の左手』のアーシュラ・K・ル=グウィン)。
1950年代後半の少年の心と成長を描いて切々と胸に迫る、この小説を読んだ者の心には、オーロラの光が残ることだろう。【商品解説】
目次
- 第一章 一輪車
- 第二章 パドゥオラ・レイク
- 第三章 カワウソの少女に誘惑された説教師
- 第四章 見えないものをたしかめる
- 第五章 ひとりのオーケストラ
- 第六章 いとこの手紙
- 第七章 〈ノーザン・ライツ〉
- 第八章 池の上を無線の声が滑る
- 2001年ピカドール版への序文
- 訳者あとがき
著者紹介
ハワード・ノーマン
- 略歴
- 〈ハワード・ノーマン〉1949年オハイオ州生まれ。作家。著書に「バード・アーティスト」「Lの憑依」「静寂のノヴァスコシア」など。
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