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商品説明
等価、機能主義、文化翻訳などを焦点に、西洋の翻訳理論を土台として、言語学的アプローチに基づく古典的な翻訳理論群から、文化翻訳を含む最近のモデルまで、翻訳理論の展開を考察する。【「TRC MARC」の商品解説】
本書は、西洋の翻訳理論を土台とし、言語学的アプローチに基づく古典的な翻訳理論から、文化翻訳を含む最近のモデルまで翻訳理論の展開を考察している。
焦点になるのは、等価、機能主義、記述的翻訳研究、翻訳の不確定性、ローカリゼーション、文化翻訳といった中核的パラダイムおよびその関連理論である。ポストモダン・カルチュラルスタディーズや社会学のモデルとして翻訳を扱うアプローチにも触れ、従来の翻訳の概念を超えた取り組みが紹介されている。
各理論の系譜や繋がり、パラダイム間の相違点、また、各パラダイムに対する批判あるいは擁護が明確に提示され、各章末の課題によって、翻訳事象に対する読者自身の問題意識を喚起しようとしている。
J・マンデイ『翻訳学入門』が、翻訳学の全体像を知り、研究の糸口の指針となる優れた入門書であるのに対し、本書は「翻訳とは何か」という根源的な議論への起爆剤になる理論書である。
A・ピムは比較文学を学んだ後、社会学、哲学、言語学、翻訳学を修め、現在、翻訳通訳・異文化間研究分野で大学院生の研究・実践指導にあたっている。世界中で講演や講義を行いながら研究者育成に精力的に取り組み、そのカリスマ性で多くの新進翻訳研究者が師事を仰ぐ存在である。英語、フランス語で発表してきた著書、編書、論文は200を超え、翻訳理論・研究の分野で最も引用される学者の一人。最新の翻訳事象に注意を向け、翻訳の根源的テーマに対し鋭い問題提起をし続け、困難な課題に真っ向から挑戦している。これはそうした著者の、翻訳学への情熱と健全な批判精神がみなぎる一書である。【商品解説】
目次
- 図表のリスト
- 謝辞
- まえがき
- 第1章 翻訳理論とは何か
- 1. 1 「理論づけ」から「理論」へ
- 1. 2 「理論」から「パラダイム」へ
- 1. 3 本書の構成
- 1. 4 なぜ翻訳理論を学ぶのか
- 1. 5 翻訳理論はどう学ぶべきか
著者紹介
アンソニー・ピム
- 略歴
- 〈アンソニー・ピム〉オーストラリア出身。フランス国立社会科学高等研究院より社会学で博士号取得。スペインのロビラ・イ・ビルジリ大学教授。翻訳研究分野で最も引用される研究者の一人。
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