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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2022/12/13
  • 出版社: みすず書房
  • サイズ:20cm/343,58p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-622-09527-9
  • 国内送料無料

紙の本

帝国の虜囚 日本軍捕虜収容所の現実

著者 サラ・コブナー (著),白川貴子 (訳),内海愛子 (解説)

アジア・太平洋戦争中、日本軍の捕虜となった数十万の連合軍兵士と一般市民は、いかなる状況に直面したのか。日本をはじめ各国での文献調査と生存者への聞き取りをもとに、日本軍捕虜...

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帝国の虜囚 日本軍捕虜収容所の現実

税込 5,280 48pt

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商品説明

アジア・太平洋戦争中、日本軍の捕虜となった数十万の連合軍兵士と一般市民は、いかなる状況に直面したのか。日本をはじめ各国での文献調査と生存者への聞き取りをもとに、日本軍捕虜収容所の実態に迫る。【「TRC MARC」の商品解説】

アジア・太平洋戦争中、日本軍は戦地で捕らえた連合国の捕虜を一貫して虐待したというのが、今日でも欧米の共通理解となっている。映画『戦場にかける橋』や『不屈の男 アンブロークン』などにも見られるそうしたイメージは、どこまで現実を反映しているのだろうか?
1941年12月の真珠湾攻撃とマレー半島上陸から5カ月のうちに、日本軍は14万人以上の連合軍兵士と13万人の民間人を捕虜にし、満洲からジャワまで各地に急造した700カ所以上の収容所に収容した。混乱のなかで米兵捕虜の約4割が命を落とし、収容所で死亡したオーストラリア兵捕虜の数は、戦場の戦死者よりも多かった。
日本研究者である著者は、明治維新以降の歴史を精緻に踏まえつつ、シンガポール、フィリピン、朝鮮、福岡など特徴的な収容所を選んで捕虜たちが残した記録や証言にあたり、かれらの置かれた状況を立体的に再現する。日本側と捕虜側双方の人種偏見、朝鮮や台湾出身の軍属、アジア人や女性捕虜への目配りも怠りない。綿密な調査により、捕虜に対する過酷な扱いのほとんどは、日本側の計画の欠如、貧弱な訓練、官僚主義に起因しており、統一的な〈虐待〉方針が存在したわけではないことを裏付ける。また、収容所での虐待よりも、友軍による爆撃や移送中の魚雷攻撃で死亡する捕虜の方が多かった。
「何を記憶し、何を忘れ去るかは社会に委ねられているのである」(序章より)。戦争を総体として捉え、今日の捕虜や軍事法廷をめぐる問題を考えるうえでも欠かせない歴史研究。【商品解説】

目次

  • 序章 広く知られる奇妙な歴史
  • 第1章 近代化の旗手から無法国家へ
  • 第2章 シンガポール──ひっくり返った世界
  • 第3章 フィリピン──地獄のコモンウェルス
  • 第4章 言葉の戦争
  • 第5章 朝鮮──模範収容所の生と死
  • 第6章 銃後の捕虜収容所
  • 第7章 終わりと始まり
  • 第8章 不当な手続き(アンデュー・プロセス)
  • 第9章 歴史の虜囚──戦後のジュネーブ条約の再交渉

著者紹介

サラ・コブナー

略歴
〈サラ・コブナー〉コロンビア大学で博士号取得。同大学サルツマン戦争と平和研究所上席研究員(日本研究)。イェール大学国際安全保障研究所フェロー、フロリダ大学准教授(歴史学)も務める。

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みんなのレビュー3件

みんなの評価4.5

評価内訳

  • 星 5 (1件)
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紙の本

ステレオタイプな見方に一石を投じる

2024/02/18 12:53

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る

第2次世界大戦中に日本軍が連合軍捕虜を虐待していたという事実は、映画や本にもなっている。そういうものを見たり読んだりすると、本当になぜ昔の日本人はこのようなひどいことがなぜできたのか、と思う。
本書の作者サラ・コブナー氏は、帝国日本や日本軍隊の異常性に片付けられがちな歴史の見方に待ったをかけ、こうした虐待の事実を抑えた上でその実態を多角的に掘り起こしている。
例えば、捕虜収容所で働いていた日本兵の中にも戦場でPTSDのような障害を抱えそれが暴力行為に結びついたケースもあったとみられることや、人種差別を内面化したアメリカ人兵士にとって劣位にあるはずの日本人兵士の捕虜になったことが屈辱であったこと、連合軍の国から見ると虐待に見える劣悪な生活環境は日本の一般市民も同じだったこと、などなど、記録資料に基づいて、さまざまな事実からステレオタイプな見方に一石を投じていく。
もちろんそれが捕虜虐待を正当化する理由にはならないし、捕虜虐待の問題はきちんと反省すべきことだが、多角的複合的な視点を持って現実を見ることの大切さを教えてくれる一冊だ。

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紙の本

著者の冷静な分析

2023/03/07 09:26

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

日本軍のタイにあった捕虜収容所を描いた映画「戦場にかける橋」では残虐な日本人兵士が数多く登場して連合国軍の捕虜を徹底的に虐待していたが、著者によると日露や第1次世界大戦のころの日本軍の捕虜への対応は世界から称賛されるほど丁寧なものだったらしい、それが人員不足と物資不足から第2次世界大戦ではまともな捕虜への対応ができなくなったという側面が強いらしい、映画だけ観ていると日本軍の対応は残酷だが、これは米英が劣等国と思っていた日本に対する偏見という面が強いのではとも著者は冷静に分析する

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2023/02/24 14:03

投稿元:ブクログ

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