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- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/06/01
- 出版社: 山川出版社
- サイズ:19cm/253p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-634-15174-1
読割 50
紙の本
戦国期足利将軍研究の最前線
応仁の乱以降権力を消失し、その威令は京とその周辺にしか及ばなくなったという、戦国時代の足利将軍像は本当なのか? 足利将軍及び戦国時代研究の「現在」を、最前線で活躍する研究...
戦国期足利将軍研究の最前線
戦国期足利将軍研究の最前線
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商品説明
応仁の乱以降権力を消失し、その威令は京とその周辺にしか及ばなくなったという、戦国時代の足利将軍像は本当なのか? 足利将軍及び戦国時代研究の「現在」を、最前線で活躍する研究者10人がわかりやすく解説する。【「TRC MARC」の商品解説】
9代義尚から15代義昭までの「戦国時代の足利将軍」をテーマに、各将軍とその時代について、専門研究者がわかりやすく解説。応仁の乱以降、ほんとうに将軍は没落したのか?戦国大名や 天皇と、将軍の関係はどうだったのか?信長の登場で、室町幕府は終わったのか?いま一番お もしろい室町時代研究の最前線。【商品解説】
著者紹介
山田 康弘
- 略歴
- 〈山田康弘〉1966年群馬県生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科博士後期課程修了。博士(史学)。小山高等工業専門学校非常勤講師。著書に「足利義輝・義昭」など。
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紙の本
初学者にもわかりやすい
2020/06/11 20:49
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
編者が歴史マニアだけでなく初学者にもわかりやすいように編纂したと書いていたがその通りで理解しやすくストレスなく読めた。
戦国期の足利将軍の裁判や直属軍事力などなど興味深く単なるお飾りではなかったことがよくわかった
紙の本
参考文献に進むための、入口に徹した本
2020/09/01 07:09
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:柏木ゆげひ - この投稿者のレビュー一覧を見る
このところ時間のかかる本を読んでいたこともあり、スッと読めて少々物足りない感じも。
前書きに書かれた通り、あえて簡単にしたという編集意図のもと、詳しく知りたい人は参考文献に進むための、入口に徹した本という印象です。
戦国時代の将軍についてこれから知ろうと思う方にお勧めです。
電子書籍
足利将軍研究の最前線というには少し物足りない
2023/08/13 11:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おくちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
序章に9代将軍義尚から15代将軍義昭までの簡単な経歴が紹介されているが、簡略過ぎて重要なことが書いてなかったり、第1部以降と重複する部分があったりする。序章を省き、第1部以降の記述を充実(最新研究にアップデート)させてほしかった。
たとえば、14代義栄について、織田信長が畿内に乗り込んできたあと、「義栄の消息は杳としてわからない」と書かれているが、没年はわかっているのだし(没した場所はおそらく義栄が本拠としていた高槻の普門寺であろう)、幕府の本拠地である京都にはついに入れなかったことは記載すべきだろう。
また、第2章で、1493年には京都で「明応の政変」、関東で「堀越公方府の攻略」という大きい事件が重なった、との記述があるが、このときの堀越公方は将軍義澄の生母(円満院)と実弟(潤童子)を殺害した異母兄の茶々丸であり、この2つが密接に関連していたという説は十分説得力があると思う。しかしこの説が出されたのは30年近く前なので、その後の最新研究を示してほしかった。
第11章に「江戸時代に生きた足利将軍の末裔」という章立てがあり、喜連川氏が登場するが、同氏は足利将軍の末裔というより本書ではまったく取り上げていない古河公方の末裔なので、あえて入れる必要はなかったのではないか。それよりも、義昭と信長の関係が破綻したところで第10章が終了し、いきなり江戸時代に話題が移るのは唐突感がある。その前に、義昭が追放された後、それまで足利将軍が行ってきた裁判、栄典などはどうなったのかについても触れてほしかった。