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商品説明
地球規模で顕在化したコロナ禍により改めて問われている「社会的公正」。国内外の研究者が緊急事態における正しさ、公正なワクチン配分の限界、コロナ禍におけるジェンダー問題などを論考する。「公正社会のビジョン」姉妹編。【「TRC MARC」の商品解説】
2020年初頭から地球規模で顕在化したコロナ禍により、「社会的公正」が改めて問われている。2021年刊行『公正社会のビジョン』（水島治郎・米村千代・小林正弥編）の問題意識を継承しつつ、国内外の研究者が政治・経済・歴史・哲学および文化面を組み合わせて探究。【商品解説】
目次
- はじめに［石戸光］
- 第1章 緊急事態における正しさ［川瀬貴之］
- 1 はじめに
- 2 リスク評価について：多元性か分断か
- 3 法の支配について：帰結か義務か
- 4 集団的決定の方法について：ユートピアか漸進か
- 第2章 COVID-19ワクチンのグローバルな配分制度COVAXと公正――被影響者の意思決定への参加の限界［藤澤巌］
- 1 はじめに
収録作品一覧
| 緊急事態における正しさ | 川瀬貴之 著 | １−１０ |
|---|---|---|
| ＣＯＶＩＤ−１９ワクチンのグローバルな配分制度ＣＯＶＡＸと公正 | 藤澤巌 著 | １１−２６ |
| ヨーロッパ諸国のコロナ禍への対応と社会的公正 | 水島治郎 著 | ２７−４７ |
著者紹介
石戸 光
- 略歴
- 〈石戸光〉千葉大学大学院国際学術研究院教授。Ｐｈ．Ｄ．（Ｅｃｏｎｏｍｉｃｓ）。
〈水島治郎〉千葉大学大学院社会科学研究院教授。博士（法学）。
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