「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/06/29
- 出版社: 亜紀書房
- サイズ:19cm/301p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7505-1746-9
読割 50
紙の本
あの人たちが本を焼いた日 ジーン・リース短篇集 (ブックスならんですわる)
著者 ジーン・リース (著),西崎 憲 (編),西崎 憲 (訳)
ヨーロッパの閉鎖性や慣習に押し潰されながら、どこかで誇り高く頭をあげる。社会の周縁に追いやられた主人公たちは、彼女の実人生の分身−。イギリス人女性作家の前半期の短篇全14...
あの人たちが本を焼いた日 ジーン・リース短篇集 (ブックスならんですわる)
あの人たちが本を焼いた日 ジーン・リース短篇集
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
ヨーロッパの閉鎖性や慣習に押し潰されながら、どこかで誇り高く頭をあげる。社会の周縁に追いやられた主人公たちは、彼女の実人生の分身−。イギリス人女性作家の前半期の短篇全14篇を収めた珠玉の作品集。【「TRC MARC」の商品解説】
――わたしはどこにも属していないし、属すためのやりかたを買うお金もない。
カリブ海生まれのジーン・リースは、ヨーロッパでは居場所を見出せない、疎外された人であった。しかも女性である。
自身の波乱に富んだ人生を下敷きにした、モデル、老女、放浪者などの主人公たちは、困窮、飲酒、刑務所暮らし、戦争と数々の困難を生きる。
だが彼女らはけっして下を向かない。
慣習と怠惰と固定観念をあざ笑うように、したたかに生きる。
《いま新たな光を浴びる、反逆者リースの本邦初、珠玉の作品集》【商品解説】
目次
- ■あの人たちが本を焼いた日……The Day They Burned the Books
- ■あいつらにはジャズって呼ばせておけ……Let Them Call It Jazz
- ■心霊信奉者……A Spiritualist
- ■マヌカン……Mannequin
- ■フランスの刑務所にて……From a French Prison
- ■母であることを学ぶ……Learning to Be a Mother
- ■シディ……The Sidi
- ■飢え……Hunger
- ■金色荘にて……At the Villa d'Or
- ■ロータス……The Lotus
収録作品一覧
あの人たちが本を焼いた日 | 加藤靖 訳 | 5−16 |
---|---|---|
あいつらにはジャズって呼ばせておけ | 西崎憲 訳 | 17−48 |
心霊信奉者 | 笹原桃子 訳 | 49−55 |
著者紹介
ジーン・リース
- 略歴
- 〈ジーン・リース〉1890〜1979年。ドミニカ島生まれ。現代文学の基礎を作った作家の一人。著書に「サルガッソーの広い海」「カルテット」など。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
お金は私を好きじゃない
2022/07/26 10:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:third wind - この投稿者のレビュー一覧を見る
何処にも居場所が定まらぬ焦燥感の中で、お金は私を好きじゃないと嘯くヒロインのその胆力が清々しい「あいつらにはジャズって呼ばせておけ」。わきまえない女がここにもひとり。