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商品説明
創業約50年の「純喫茶パオーン」。その店主の孫である「ぼく」が、小学5年・中学1年・大学1年の頃にそれぞれ出会った不思議な事件と温かな日々を描く。表題作のほか、『静岡新聞』掲載作品や書き下ろしを加えて書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
その昔ながらの喫茶店には
なぜか不思議な事件と
個性的な人々が引き寄せられる。
看板メニューはおじいちゃんの「特製ミルクセーキ」おばあちゃんの「魔法のナポリタン」!
店主の孫の「ぼく」が見た、どこかとぼけて愛らしい温かな日々と少しの謎。
『しずかな日々』『るり姉』の著者が描く喫茶店ミステリー!
創業50年(おおよそ)の喫茶店「純喫茶パオーン」。
トレイを持つ手がいつも小刻みに震えているのに、グラスにたっぷり、表面張力ギリギリで運ぶ「おじいちゃんの特製ミルクセーキ」と、
どんなにお腹がいっぱいでも食べたくなっちゃう「おばあちゃんの魔法のナポリタン」が看板メニューだ。
その店主の孫である「ぼく」が小学5年・中学1年・大学1年の頃にそれぞれ出会う不思議な事件と、人生のちょっとした真実。
心地の好さに、きっとあなたも通いたくなる。【商品解説】
収録作品一覧
ライヤーミラー | 5−42 | |
---|---|---|
あまのじゃくだな、のっぺらぼう | 43−153 | |
パオーンは永遠に | 155−208 |
著者紹介
椰月美智子
- 略歴
- 〈椰月美智子〉1970年神奈川県生まれ。「十二歳」で講談社児童文学新人賞、「しずかな日々」で野間児童文芸賞、坪田譲治文学賞、「明日の食卓」で神奈川本大賞を受賞。
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紙の本
『純喫茶パオーン』
2020/08/26 19:13
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
創業五十年の純喫茶「パオーン」
終日喫煙OKで、ミックスサンド、オムライス、ビーフカレーと王道メニューがそろっている昔ながらの喫茶店
切り盛りしているのは「ぼく」(=来人、5年生)の祖父母
おじいちゃんの特製ミルクセーキとおばあちゃんの魔法のナポリタンは絶品だ
「パオーン」にはおもしろい人たちがやってくる
気のあう友だちの琉生と圭一郎
お店にある昭和雑貨に興奮する男性客
部活仲間に恋バナをされる高校生のゆりちゃん
オレオレ詐欺男と地味な女性
うそをついた人に向けるときらりと一瞬光る魔法の鏡を向けてみると……
──「ライヤーミラー」
中学生になったぼくは科学部で幽霊の研究発表をすることになる
好意を寄せている権守さんといっしょに、だ
公園のクスノキに出るという幽霊や、「パオーン」で聞こえる深夜の物音の謎を解明しようと張り込みをしていると……
──「あまのじゃくだな、のっぺらぼう」
ぼくは大学1年になり、「パオーン」を手伝っている
「CO ロス」と書かれたメモが見つかり、殺されないように神経をすり減らした一日が終わろうとしたそのとき、男が「パオーン」に入ってきた
「おい、お前ら、動くなっ!」
──「パオーンは永遠に」
喫茶店をめぐって繰り広げられる心温まる連作“ミステリー”、2020年8月刊
いちどは行って看板メニューを味わってみたくなる純喫茶「パオーン」
著者によればモデルとなった老舗の純喫茶が実在するとのこと
5月刊の『こんぱるいろ、彼方』と並べると、ターコイズブルーの表紙がおそろいでなかなかおしゃれ
紙の本
ノスタルジーから抜け出せなくなる温かさ
2022/02/20 09:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:TOM - この投稿者のレビュー一覧を見る
店主の孫の「ぼく」の目線で語られます。
読み始めるとすぐに懐かしい空気に包まれ、穏やかで柔らかな時間を過ごせました。
他のレビュアーさんが書いてるようにライトだしオチの想像はつきますが、この本は純喫茶でミルクセーキを飲むように、ナポリタンを食べながら「そうそう、純喫茶ってこの味だよねー」と、この空間を楽しむ作品なんだと感じました
紙の本
ステキ空間
2020/10/24 18:55
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
おじいちゃんとおばあちゃんがやってる喫茶店。メニューもミルクセーキ、レモンスカッシュ、オムライス、ナポリタン、ミックスサンド・・・テッパンの喫茶店メニュー。
おばあちゃんが作る料理はどれも世界一美味しいみたいですよ。
孫が手伝い、孫の友達のたまり場でもある素敵な空間です。
孫たちは小学生から大学生まで。時に友情に悩み、恋をし、成長していきます。
紙の本
純喫茶ではない
2022/12/19 16:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
お酒を提供してる時点で、純喫茶ではない。
本文中にちらっと、そんな会話が出てくるだけだけど。
甘い覚悟では経営できないよ。
紙の本
昭和テイスト
2021/06/08 23:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
レトロな喫茶店「パオーン」を舞台にしたコメディタッチの短編集。主人公である来人(らいと)の成長を描いています。読んで何か永井豪先生のギャグマンガを連想しました。
しかし、何というか悪のりの感じで、軽く読めたものの、あまり楽しめませんでした。ストーリーにもひねりがない。
ちなみに店名の「パオーン」は象の鳴き声が由来と。代が変わったら「来夢来人(らいむらいと)」にしては?←ギャフン