「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
日本がハンセン病者を隔離・収容する療養所を設置した朝鮮半島の南端の小島、小鹿島(ソロクト)。療養所の生活の過酷さ、母から引き離された悲哀と自らの発病の苦悩を詩によって表現する。テキストデータ引換券付き。【「TRC MARC」の商品解説】
小鹿島(ソロクト)は朝鮮半島の南端の小島で、日本が朝鮮を植民地支配していた当時、ここにハンセン病者を隔離・収容する療養所を設置した。著者は1946年、ハンセン病であった母とともに8歳でここに隔離され、13歳で自らも罹患した。植民地時代を受け継いだ療養所の生活の過酷さ、母から引き離された悲哀と自らの発病の苦悩……。これらを著者は後年、詩によって表現した。療養所での厳しい生活や、困難のなかで自らの道を切り開いてきた著者の姿が生き生きと浮かび上がってくる。【商品解説】
目次
- 序詩 老姑壇(ノコダン)
- ●第一部
- 自序Ⅰ
- 泡沫人生
- あのころ
- 風浪の海路
- そこでの最初の日
- 母子離別
- 保育園
著者紹介
姜 善奉
- 略歴
- 著者は1939年、韓国・慶尚南道晋州で生まれ、1946年、ハンセン病者であった母親とともに小鹿島に強制的に隔離された。13歳のとき、自分自身もハンセン病にかかり、小鹿島で小学校と中学校を卒業した。その後、小鹿島での最高教育機関である医学講習所課程を修了した。1962年、小鹿島を離れて社会に復帰し、経歴を生かした医療人として自分の人生を切り拓いてきた。2006年、ハンセン病者の人権回復と小鹿島の過去と現在を広く社会に問うため、『小鹿島 賤国への旅』を出版した。70代になり、「自分の人生を詠った恥ずかしい詩」を記しはじめ、現在は小鹿島に在住し、小鹿島の歴史と信仰の遺産を整理することに力を尽くしている。2016年には詩集『谷山の松風の音』、小説『谷山の忍冬草の愛』を出版した。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む