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商品説明
人間は、人間としてしたいことをするのではなく、するべきことを為さなくてはならない。それが幸福である−。老年の自由などをテーマに綴ったエッセイ集。宇野千代、江藤淳らへの弔辞も収録。『産経新聞』ほか掲載を書籍化。〔「百歳までにしたいこと」(文春文庫 2022年刊)に改題,2022年刊は新原稿を増補〕【「TRC MARC」の商品解説】
今までの日本なら、お金のあるなしにかかわらず、老若男女誰一人見捨てられることもなく医療を受けることができた。しかし、コロナ禍の中、医療も逼迫し医療崩壊が差し迫っている今、最近聞きなれたトリアージという事態が現実味を帯びてきた。つまり、生存の可能性のない重傷者の治療が後回しにされるということもあり得る。
できたら、ドクターヘリはもちろん救急車にもなるべくお世話になるまいと決め、生きる権利や機会は、若い世代に譲って当然だと考える。老年を生きる私たちは、その時、何を選択し、どう生きるべきかを深く考えさせられる。
かつて一人の神父から教えられた言葉が忘れられない。
人間というものは、人間としてしたいことをするのではなく、するべきことをするのである。それが幸せである。【商品解説】
著者紹介
曽野 綾子
- 略歴
- 〈曽野綾子〉1931年東京生まれ。聖心女子大学英文科卒業。日本財団会長、日本郵政株式会社社外取締役などを歴任。吉川英治文化賞ほか受賞多数。著書に「老いを生きる覚悟」など。
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