紙の本
内容紹介・目次
2011/05/16 17:27
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投稿者:ビーケーワン - この投稿者のレビュー一覧を見る
図表をうまく使いこなせるようになると、忙しい経営者や顧客にポイントを効率よく伝えられ、格段に説得力が上がるが、たいていの人は図表について体系的に学ぶ機会はない。本書は、ウォールストリート・ジャーナルの図表表現のディレクターとして活躍した著者が、世界標準の図表の技術を余すところなく紹介。図表づくりのノウハウ満載。
【目次】
訳者まえがき
Prologue ~はじめに~
Chapter1 読み手にとってわかりやすい図表とは
図表の作成手順
数字の表し方
データの完全性
データの量
フォントの選び方
ビジュアルデータ表現
色の使い方
Chapter2 データを正しく表現する図表のつくり方
線グラフのつくり方
縦棒グラフのつくり方
横棒グラフのつくり方
円グラフのつくり方
表のつくり方
ピクトグラムのつくり方
地図グラフのつくり方
Chapter3 図表に必要な統計とマーケットの知識
図表以前の統計の知識
図表作成に役立つ計算
図の中での文字と数字の情報
マーケットの基本
Chapter4 図表作成で発生する問題の解決方法
データ不足の場合
大きな数字の小さな変化を表す場合
数値の違いが大きすぎる場合
色が黒しか使えない場合
Chapter5 プロジェクト管理に役立つ図表
計画を立てる
プロジェクトのスタート前
計画どおりの進め方
費用と資源の管理方法
Epilogue まとめ
著者あとがき
【著者紹介】
ドナ・M・ウォン (著) .
インフォメーション・グラフィックス戦略ディレクター。20数年にわたるファイナンスデータのビジュアル化の経験を通じ、分析データをいかに効果的に図表にするかを追究しているデータビジュアル化の第一人者。1990年にニューヨーク・タイムズ社に入社後、日刊紙や日曜版のグラフィック・エディターを努め、2001年にウォールストリート・ジャーナルでグラフィック・エディターのディレクターに就任、以来9年以上にわたってウォールストリート・ジャーナルの紙面のグラフィックの責任者として活躍。データビジュアル化の権威であるエドワード・タフトのアドバイスのもとで論文を仕上げ、イェール大学でMFA(グラフィック・デザインの修士学位)を取得。現在は、グローバルコンサルティングファームであるシーガル・ゲイル社で情報デザインの戦略ディレクターを務める。ニューヨーク在住。
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なるほどね〜
2019/07/24 00:29
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投稿者:Yo - この投稿者のレビュー一覧を見る
いろんな色を使いたくなるのが心情だけど、あえて塗らないことも大事だな。あと矢印の種類とかも、使い分けると無駄に意味があるように見えてしまう。
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分かりやすい、見やすいグラフや表の作り方について書かれた本です。
表やグラフを作る機会がある人なら、
サンプル集として1冊持って置いて損はないはずです。
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ウォールストリートジャーナル式」となっているだけあって、新聞でよく見かける図表表現が紹介されている。どのような図を選択し、どのように見せるか。少しの違いで印象が大分異なる。ほんとにプレゼン資料は奥が深い。
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相手にとって分かりやすくシンプルにするにはどうすれば良いかを教えてくれる良書。特に、数値を図表に加工する時のTipsを学べる。
Chapter 1 わかりやすい図表とは?
①フォント
・行間はフォントサイズよりも2ポイント大きく
・キャリグラフィーはセリフ体やサンセリフ体
・文字に角度をつけない
②色使い
・白抜き文字はさける
・同じ種類の情報を掲示する場合は同じ色を使うor同色系
・赤を正の数に使わない
③デザイン
④分析内容
Chapter2 図表の作り方
・正しい縦軸の高さは3分の2
・目盛り軸はシンプルさが大切(自然)
・線のグラフは4つ以下
・罫線で表を細かく区切ると見づらくなる
・3つ程度のまとまりごとに罫線を引く
Chapter3 図表に必要な知識
★変化率=(最後の数値−最初の数値)÷最初の数値×100
・グラフの基準線を100に変える計算
(最後の数値÷最初の数値)×100
・グラフの基準線を0に変える計算
【(最後の数値÷最初の数値)×100】−100
・変化率を表した線グラフの方が、絶対値よりも基準線からの変化をより強調する
★平均を計算するとき、必ず元の数値に戻って、本当の平均を計算する ※母数が同じなら問題ない
Chapter4 図表問題のTips
★違いが大きい数値は絶対値でなく変化率で比較する
“Simplicity”
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立ち読み:2011/5/3
読了:2012/1/31
「どう書けばいいか」は載っているが「何を書けばいいか(どうやってそれを見つけるか)」は載っていない。当たり前か。
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シンプルできれいな表紙だったので、思わず手に取り、パラパラとページをめくると、様々なグラフの例が。
そのどれもがとてもシンプルできれいだったので、「こんなグラフを書けるようになりたい」という想いで本書を購入しました。
本書でも訳者が言っていますが、図表は複雑な情報を効率よく、わかりやすく相手に伝えることができるツールです。
この図表をうまく使いこなせるようになると、社内の資料を作る時やプレゼンをする時にも、効率よく、説得力をもって伝えることができます。
本書は、単純に図表を書くためのノウハウだけではなく、様々なダメな例(わかりづらい図表の例)も多く載っているため、視覚的にわかりやすく図表を書く上で注意するべきポイントを身につけることができると思います。
本書にあるノウハウは、多くのビジネスパーソンが無意識に行なっていることかもしれませんが、一度その一つ一つの意味を理解しておくことは非常に重要だと思います。
また、多くの人が経験あると思いますが、「このデータをどのようなグラフで見せようか」と悩むこともありますよね。
しかし、本書で一通り図表のバリエーションを身につけておけば、データの見せ方で悩むこともなくなり、その結果、仕事の効率も上がるのかなと思いました。
データ整理や、プレゼンを行なう機会の多いビジネスパーソンにはオススメの一冊です。
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全てのビジネスパーソンにとって必読書だと思います。
プレゼン資料作成が非常に多い仕事柄、過去にはプレゼンテーションZEN(ガー・レイノルズ著)やその他の色々な図解本で、プレゼン資料やグラフの見やすさ、色使いなどを勉強してきました。
ですが本書はこれまでのどの本よりも、現実的で「使える」本だと思います。
パラパラめくっただけですが、すでにいくつか活用させてもらいました。
オススメです。
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この手の本にありがちだが、内容の9割は当たり前のことであり、従って、読むのは結構おっくうだ。しかし、残りの一割には、知らなかったことや自分では気がつかないような新たな視点が含まれている。こんなん当たり前じゃん・・・などと侮っていると永遠にその一割を知る事は出来ない。
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わかりやすく、効果的で、信頼性のある図表が多くのサンプルと共に提示されている。日本の新聞だとあまり図表が効果的に使われていない印象だけれど、海外のニュース等で多用されている解りやすい図表表現がどういう手法で作成されているのかがよくわかる。
ただ、本全体の構成としてまとまりに欠け、読んでいて解りずらい。あくまで「列挙されている」という印象があるので、全体的なポリシーを示してもらえれば良かったかもしれない。
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読み手にとって分かりやすい図表とは。図表の種類から色の使い方まで、正しい例と悪い例を使って分かりやすく説明してくれている。プレゼン資料を作成する人は絶対に押さえておいてほしい内容と思います。
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仕事で書類や企画書を作成する機会は立場が変わるたびに増えてくる。
30歳を過ぎてから、そうした文書作成の大切さと難しさを実感するようになった。
自分の頭の中にあること、相手に伝えたいことを、意図どおりに伝えることが如何に難しいことか。
企画書は1枚がベスト、2~3枚がベター!!そんなことも学んだ。意志決定者から許される時間は限られており、短い時間で意図を伝え、承認を得るためには、一見して全体像が理解でき、承認するのが正しい選択しなのだと思わせることが出来ないといけない。そのためには、文字でぎっしり埋まった文書ではなく、図解が大きな重要となる。
それから、出来るだけ図解を駆使しては、解りやすい資料づくりを目指してきた。いくつかの参考書も読み、よい事例のまねをして。しかし、これで本当にいいのだろうか?と時々悩みながら作成している。
本書は、そんな悩みを解消してくる一冊です。図表作成の基本ルールを示してくれています。ウォールストリート・ジャーナルの図表表現のディレクターとして活躍した著者が、世界標準の図表の技術を余すところなく紹介しているというもの。
もっとも、これだけで書けるとは限らないわけで、この基本ルールをどのくらい忠実に守り、さらに解り易く伝えることが出来るのか。それは、実践の積み重ねでしか得られないものだと思います。
でも、図解に悩む多くのビジネスマンの助けになる一冊であるのは間違いありません。部下をはじめ、多くの仲間に伝えたい一冊です。
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図表作成のバイブルとなり得る本。
しょせん見せ方。普通に考えたら出来ると思ってる人ほど読むべき。よっぽどの熟練者じゃなきゃ、万人にわかりやすい図表は作れないと思います。
自分は作れてると思ってる人は、たぶん元データの収集からはじめた自分にのみわかるような図表になってるんだろうと思う。
この一年に何個図表作ったかわからないけど、それでも学ぶべきことはたくさんありました。
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四ツ谷オフィスの先輩の影響で、ぼくが作成する資料はほかの人が作るそれよりもきれいだという自負があるのだが、ただきれいなだけではなくて、より一層説得力のある資料にするために一読してみた。
とくにChapter 4と5は常に役に立ちそうだ。これまたオフィスの机に置いておきたい1冊だ。
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図解は「シンプル」に。伝えたい内容が伝わることが大切。
たとえば棒グラフを立体的にすると上辺がどこかわかりにくくなってしまう。