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- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/03/03
- 出版社: かんき出版
- サイズ:19cm/365p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7612-7531-0
読割 50
紙の本
これからの生き方と働き方
著者 チャールズ・ハンディ (著),大嶋 祥誉 (監訳),花塚 恵 (訳)
「正当な利己性」として新たに認識し直された個人主義は、物質主義の先にあるもっと偉大な何かを目指すものとなる−。「イギリスのドラッカー」と呼ばれる欧州を代表する経営学者が、...
これからの生き方と働き方
THE HUNGRY SPIRIT これからの生き方と働き方
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商品説明
「正当な利己性」として新たに認識し直された個人主義は、物質主義の先にあるもっと偉大な何かを目指すものとなる−。「イギリスのドラッカー」と呼ばれる欧州を代表する経営学者が、自分の力で未来を切り開く方法を説く。【「TRC MARC」の商品解説】
本書は、1997年にイギリスで刊行された書籍の日本語版であり、今という「時」にこそ必要とされる、イギリスのドラッカーと呼ばれる経営哲学者であるチャールズ・ハンディの知見がつまっている。
20年以上の月日を感じさせない普遍的な人生哲学は、これからの生き方と働き方を考える読者にとって間違いなく役立つ内容となっている。それだけでなく、むしろ刊行から二十数年を経た今だからこそ、過去を振り返りながら読むことで、著者が述べていることの本質をより深く理解できる。
資本主義が行き詰まり、著者の言うところの「資本主義のゆがみ」の最中にあるというのが現状だ。ましてやコロナ禍にある現在、多くの人が心に葛藤や「餓え」を抱え、はたして心から幸せだな、いい人生を送っているなと思える人が、どのくらい存在するのだろうか?
市場における競争に勝つという目標のもと、徹底した効率化は格差の拡大など問題が山積で、そうしたなかで多くの人が疲弊してしまっているのが「今」というときだ。
このような時代にあっては、もう一度原点に戻り「何のために働くのか?」「会社とはどのような存在であるべきなのか?」、もっと根本的には「そもそも私たちはどのような生き方を選択すべきなのか?」といった大切な問いを自ら考えるときなのだと思う。
これは著者の問いかけでもあり、一方で「資本主義はあくまで手段であり、何を目的にするのかは私たち自身が決めるべきである」とも言う。
さらに著者は、私たち一人ひとりが、自分の夢の実現や生きる意味を探求することが大切だと強調している。つまり、「人生の意味を位置づけ直す」ということだ。そして自分のやりたいことを明確にして、それを大切にして生きるということを示唆している。
自分自身の強みを生かし、周囲や社会に貢献していくべきであるという著者の生き方の模索は、今まさに私たちが必要としていることへの示唆である。それこそが、私たち多くの人が抱えている心の「餓え」を癒し、働くこと、ひいては生きることに充足感をもたらす解決策をも意味している。
今こそ、チャールズ・ハンディの知見をあらためて振り返り、自分は何をしたいのか? どんな人生を生きたいのか? と自問自答する価値は計り知れないのではないだろうか。【商品解説】
目次
- PART1 資本主義のゆがみを見つめる
- 第1章 資本主義における市場の限界
- 第2章 効率の追求が結果的に非効率を招く
- 第3章 資本主義のあり方を見直す
- PART2 自分の人生を見つめる
- 第4章 個人が主体となった時代の人と企業のあり方
- 第5章 誰もが持つべき正当な利己性
- 第6章 生きる意味を見いだす
- 第7章 他者の必要性を自覚する
- PART3 これからのまっとうな社会に向けて
著者紹介
チャールズ・ハンディ
- 略歴
- イギリスのピーター・ドラッカーと称される、欧州を代表する経営哲学者。世界の経営思想家ランキング「Thinkers 50」のLifetime Achievement Award(生涯功労賞)をヘンリー・ミンツバーグ、マイケル・ポーターに先駆けて受賞した。
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