「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- みんなの評価
- あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
- カテゴリ:研究者
- 発売日:2019/09/20
- 出版社: 慶應義塾大学出版会
- サイズ:22cm/261,25p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-7664-2627-4
- 国内送料無料
紙の本
カント 未成熟な人間のための思想 想像力の哲学
著者 永守 伸年 (著)
啓蒙されるべき未成熟な理性は、いかにして自らを啓蒙するのか? これまで看過されてきた想像力の理論をその全体像において示し、カントのテクストにそくして「啓蒙の循環」という問...
カント 未成熟な人間のための思想 想像力の哲学
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
啓蒙されるべき未成熟な理性は、いかにして自らを啓蒙するのか? これまで看過されてきた想像力の理論をその全体像において示し、カントのテクストにそくして「啓蒙の循環」という問題に対する方策を提示する。【「TRC MARC」の商品解説】
▼啓蒙されるべき未成熟な理性は、いかにして自らを啓蒙するのか?
▼カント哲学がはらむ〈啓蒙のジレンマ〉を〈想像力〉を読み解くことで解決しようとする意欲作。
本書の目的は、これまで看過されてきた想像力(Einbildungskraft)の理論をその全体像において示し、カントのテクストにそくして「啓蒙の循環」という問題に対する方策を提示することにある。中間的な存在者としての人間の、やはり中間的な能力としての想像力に照明をあてることによって、カントの批判哲学を本来のダイナミズムにおいて提示しようとする試みである。
『判断力批判』のきわめて難解な、しかし豊かな記述には、完全な理性的存在者の王国でもなければ、不完全な感性的存在者の結合でもない、その中間としての文化的共同体の可能性が潜在している。それは理性と感性だけでなく、想像力と感情をそなえた人間が歴史的に創造する人工物であり、啓蒙の拠点である。【商品解説】
目次
- 序論
- 第Ⅰ部 想像力と理論理性
- 第1章 綜合とは何か
- 1・1 超越論的演繹の構造
- 1・2 覚知と再生の綜合
- 1・3 再認の綜合
- 第2章 想像力と自己意識
- 2・1 批判哲学における「わたし」
- 2・2 綜合と自己意識
- 2・3 「行為するわたし」へ
著者紹介
永守 伸年
- 略歴
- 〈永守伸年〉1984年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。京都市立芸術大学美術学部講師。共著に「モラル・サイコロジー」など。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む