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商品説明
「福祉のまちづくり」や「心のバリアフリー」は、はたして障害者の社会参加実現に役立ってきたのか。障害者の権利や尊厳が保障された社会にしていくために、スローガンの危うさを一つひとつ紐解く。テキストデータ請求券付き。【「TRC MARC」の商品解説】
「福祉のまちづくり」や「心のバリアフリー」は、はたして障害者の社会参加実現に役立ってきたのか。むしろ、それを阻む空気を社会に広めたのではないか。障害者の権利や意思が尊重される社会への転換を目指した問題提起の書。【商品解説】
目次
- 第1章 この国で障害をもつということ
- 第2章 夜遅く来るな
- 第3章 「心」「やさしさ」「思いやり」
- 第4章 「福祉のまちづくり」の歴史
- 第5章 社会モデルと権利条約と国内法
- 第6章 IPCガイドラインと2020行動計画
- 第7章 バリアフリー法
- 第8章 トイレの機能分散
- 第9章 新幹線の車いす席
- 第10章 ハンドル形車いすに対する差別
著者紹介
川内 美彦
- 略歴
- 〈川内美彦〉1953年生まれ。広島県出身。一級建築士。アクセシビリティ研究所主宰。2000年「ロン・メイス21世紀デザイン賞」受賞。著書に「バリア・フル・ニッポン」など。
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学ぶことが多かったです
2021/04/17 12:28
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投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
車いすユーザーの著者が、昨今は日本でも進んでいると思われるバリアフリーについて、実はバリアフリーは全然進んでいないことや、日本人の障害者に対する視点の問題点、未だに障害者に目をそらす日本社会、そして日本の障害者関連法律の明らかな欠陥などを次々と指摘している1冊です。
カバーの表紙と背表紙に、著者が車いすのため被った不幸な写真が1枚ずつカラー写真で掲載されています。その写真の様子の説明が文中にありますが、これらは大変ショッキングなものです。
日本がいかに障害者に優しくない社会なのか、それに気付かされる衝撃な内容です。学ぶことが多かったです。ぜひとも数多くの方々に読んでいただきたい1冊です。
さながら、大学の講義でテキストとして用いられそうな体裁になっています。