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商品説明
マカオ南西部に位置する三竃島。航空ショーの舞台ともなる珠海空港は、戦時下、三竃島にあった日本海軍の秘密基地だった。戦時の三竃島と航空基地建設のために送り込まれた沖縄移民について、その特異な歴史の全体像を示す。【「TRC MARC」の商品解説】
マカオ南西部に位置する三竈島(さんそうとう)。その島で、かつて大量虐殺による占領が行われたことは、ほぼ知られていない。1937年、日中戦争の本格化に伴い、日本海軍は島を華南地方占領の足場とすべく、航空基地を設置。島を制圧する際には海上封鎖、島民の虐殺、中国ゲリラとの抗争などが繰り返され、その後、無人島と化し広大な耕地が残された。1939年、沖縄から三竈島への移民が開始。主な仕事は、海軍が買い上げる米など農産物の生産であった。本書は、沖縄農業移民の三竈島での暮らし振りを伝えるとともに、台湾に近い立地故、戦後は国共内戦時に国民党軍の撤退センターとなった三竈島を巡る激動の歴史を詳細に追った第一級のドキュメント。【商品解説】
著者紹介
蒲 豊彦
- 略歴
- 〈蒲豊彦〉1957年岐阜県生まれ。大学教員。専門は近代中国農村史。編著に「出路」など。
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2018/12/13 22:25
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投稿者:Maki - この投稿者のレビュー一覧を見る
沖縄旅行の際に、立ち寄った本屋の、沖縄コーナーで手にした本です。
恥ずかしながら、この本を読むまで、その名前も、その存在すら知らなかった島。
日本軍に、
中国国民党に、
中国共産党に、
翻弄される様が描かれていく。
政府の、
軍の、
思惑により移住し、命からがらに逃げ帰った沖縄の人々が描かれていく。
貴重な記録だと思います。