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商品説明
1970年に講談社に入社し、『FRIDAY』『週刊現代』等の編集長を務めた著者が、オウム真理教事件など日本社会を震撼させた大事件を臨場感たっぷりに描くと共に、名物記者たちの活躍を活写。テキストデータ請求券付き。【「TRC MARC」の商品解説】
本書には、著者の華麗な人脈を反映して、戦後史を彩った数多のスター、政治家などが次から次へと登場する。そして、オウム真理教事件をはじめ戦後日本を震撼させた大事件を描く際の臨場感は圧巻である。ただ、著者の筆致は、有名スターや誰もが知っている大事件を扱う際にも、決して昂ぶることはない。むしろ、一般にはさほどその名を知られていない、編集長として戦友のように付き合った名物記者たちの描写が実に魅力的だ。おそらく著者にとって、人間の「有名無名」はさほど問題ではなく、とにかく「人間」一人ひとりに焦点を絞ることが大事なのだ。出版界の内外を問わず、同じ時代を生きてきた日本人なら、誰もが自らの来し方を想起できる点も本書の大きな魅力である。【商品解説】
目次
- プロローグ 引っ込み思案だった高校時代とバーテンダー稼業
- ・「死病」を告げられ、刹那的に生きると決めた
- ・年上の女(ひと)
- 第1章 講談社の黄金時代
- ・取材費と残業代は青天井
- ・昭和の終焉と美空ひばり
- ・宇野総理の元愛人はいった「鳥越俊太郎が許せない」
著者紹介
元木 昌彦
- 略歴
- 〈元木昌彦〉1945年新潟県生まれ。早稲田大学商学部卒。講談社、『オーマイニュース日本版』編集長・代表取締役を経て、出版プロデューサー。著書に「現代の“見えざる手”」など。
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紙の本
あのニュースの裏側にいたものたち
2021/12/03 07:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
4大週刊誌と呼ばれるのが「週刊文春」「週刊新潮」「週刊現代」「週刊ポスト」であるが、先の2誌とあとの2誌はだいぶ肌合いが違う。
特に「週刊現代」と「週刊ポスト」はかつてヌードグラビアやセックス記事で多くの男性読者を引き付けていたが、最近では老後の暮らしノウハウのような記事が続く。
それが2誌ともなのが気になるところだ。
週刊誌はかつて多くの読者をもっていたが、雑誌の売上げの凋落とともにその黄金期はとっくに過ぎたのかもしれない。
本書の著者元木昌彦氏は副題にあるようにかつて「講談社・雑誌編集者」だった。
しかも講談社の「週刊現代」の編集長を1992年から1997年にわたって務めた剛腕編集長だった。
時代の勢いもあっただろうが、元木氏が編集長だった時期の平均実売率は82%だったというから、多くの読者をひきつけていたことが間違いない。
そんな元木氏が講談社という出版社に入社し、写真誌「フライデー」の編集長、「週刊現代」の編集長という要職を歩きながら、役員になることもなく、子会社へ出向、そして定年。そのあともジャーナリズムの世界で生きる、そんな半生を綴った一冊である。
「スクープのためなら刑務所の塀の内側に落ちても悔いはない」、そう語る元木氏だからこそ、面白い紙面づくりができたのだろう。
今では当たり前のように使われる「ヘア・ヌード」という言葉も元木氏が編集長時代に生まれたという。
そんな裏話が面白い、回想記でもある。
紙の本
最後の無頼派
2020/07/06 17:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
週刊誌の三面記事から硬派のルポルタージュまで携わってきた著者が半生を振り返っていきます。言論の自由が失われつつある風潮への危機感と、夭折した仲間たちへの思いが熱いです。