「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:医療従事者
- 発売日:2017/01/21
- 出版社: 金剛出版
- サイズ:22cm/326p
- 利用対象:医療従事者
- ISBN:978-4-7724-1531-6
読割 50
- 国内送料無料
紙の本
解離の舞台 症状構造と治療
著者 柴山雅俊 (著)
ヒステリーの幻影は未だ潜勢している−。時代の推移や解離の症候論、夢、交代人格の系譜、治療論などを中心に、精神科医である著者が臨床実践のなかで気づいたことを綴る。解離性障害...
解離の舞台 症状構造と治療
解離の舞台
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
ヒステリーの幻影は未だ潜勢している−。時代の推移や解離の症候論、夢、交代人格の系譜、治療論などを中心に、精神科医である著者が臨床実践のなかで気づいたことを綴る。解離性障害の理解・支援に役立つ書。【「TRC MARC」の商品解説】
ヒステリーが精神医学の表舞台から退場し、かつての劇的な身体症状や振る舞いは今や稀な現象となりつつある――しかし、巨大なヒステリーの幻影は未だ潜勢している。ヒステリーから表現形を変えた解離は、気配過敏、想像的没入、人格交代、空間的変容/時間的変容、幻覚・幻聴をはじめとする多彩な症候をまとうようになった。
本書の前半・症状構造論では、「色」「夢」「眼差し」など解離に特徴的な表象を手がかりに、気配過敏、想像的没入、人格交代、空間的変容/時間的変容、幻覚・幻聴など解離の典型的症状を論じながら、当事者の主観的体験世界を触知する。本書の後半・鑑別診断論では、境界例、自閉症スペクトラム障害、統合失調症との困難な鑑別方法を症候学的観点から解説していく。そして終盤の治療論では、「救済者」「犠牲=身代わり」「場所」などのキーワードを足がかりとして、夢と現実の境界線上に「いま・ここ」を構築して交代人格と交流をはかり、安全な場所のなかで回復に至る軌跡を描いていく段階的治療論が語られる。
症状構造から治療のエッセンスまでを析出した、解離性障害を理解するための比類なき決定書。
【商品解説】
著者紹介
柴山雅俊
- 略歴
- 〈柴山雅俊〉1953年愛知県生まれ。東京大学医学部卒業。医学博士。東京女子大学現代教養学部人間科学科心理学専攻教授。専門は精神病理学。著書に「解離性障害」「解離の構造」など。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む