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- カテゴリ:医療従事者
- 発売日:2018/08/10
- 出版社: 金剛出版
- サイズ:26cm/164p
- 利用対象:医療従事者
- ISBN:978-4-7724-1641-2
紙の本
当事者研究と専門知 生き延びるための知の再配置 (臨床心理学増刊)
著者 熊谷晋一郎 (編)
依存症、身体障害、精神障害…。いかに「専門知」は当事者の「実践知」へ寄与できるか。医療・保健・福祉領域における当事者研究と、各分野の専門知とのコールアンドレスポンスが生み...
当事者研究と専門知 生き延びるための知の再配置 (臨床心理学増刊)
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商品説明
依存症、身体障害、精神障害…。いかに「専門知」は当事者の「実践知」へ寄与できるか。医療・保健・福祉領域における当事者研究と、各分野の専門知とのコールアンドレスポンスが生み出す、生き延びるための知の再編成の試み。【「TRC MARC」の商品解説】
当事者の日々と世界は「こまったこと」にあふれている。そして、そのたびごとに創意工夫で「こまったこと」に対処していく。「こまったこと」への対処という経験から、人は「当事者になる」。このプロセスにおいて、それぞれの当事者は固有の「知」を獲得していく。一人一人の個人から生み出される知でもあり、仲間と共同制作する知でもあるそれは、当事者(たち)の唯一無二の「経験-アクション-関係」から生まれた実践知として、共有され、継承される。一方、必ずしも当事者とオーバーラップするとは限らない専門家=研究者による専門知は、当事者による実践知との同心円を描かず、また当事者ニーズから乖離しうるだけでなく、時にパターナリスティックな動機によってこれを疎外することさえある。
では、いかにして「専門知」は当事者による「実践知」へと寄与できるのか――これが本特集を貫くリサーチクエスチョンとなる。このリサーチクエスチョンを解明するべく、「言いっぱなし聞きっぱなしの当事者研究会議」を通じて、これまで交わることの少なかった各分野の当事者が、互いの領域で共有・継承されてきた「実践知」を紹介し合い、それと同時に、残された問いを示しつつ、現時点での回答を専門家にオーダーする。「いっしょにつくる当事者共同研究」では、オーダーを受諾した専門家が、編集会議の問いに答える形で自らの専門知を開示し、それでもなお残る問いを返していく。
医療・保健・福祉領域における静かなる革命、当事者研究と、各分野の専門知とのコールアンドレスポンスが生み出す、生き延びるための知の再編成の試み。【商品解説】
目次
- 1 みんなでつくる当事者研究
- 知の共同創造のための方法論
- 熊谷晋一郎
- 2 言いっぱなし聞きっぱなしの「当事者研究会議」
- 座談会
- 言いっぱなし聞きっぱなしの「当事者研究会議」
- [司会]熊谷晋一郎/秋元恵一郎・綾屋紗月・楳原節子・上岡陽江・倉田めば・白井誠一朗・美郷・山根耕平
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