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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2020/10/20
- 出版社: 金剛出版
- サイズ:22cm/273p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-7724-1788-4
- 国内送料無料
紙の本
うつ病とスティグマの臨床社会心理学 偏見の解消に向けた挑戦
著者 樫原 潤 (著)
うつ病にまつわる「雰囲気」や「無意識」の問題に着目し、「偏見」「スティグマ」というキーワードや「潜在連合テスト」という手法に基づく研究を実施してきた著者が、その成果をまと...
うつ病とスティグマの臨床社会心理学 偏見の解消に向けた挑戦
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商品説明
うつ病にまつわる「雰囲気」や「無意識」の問題に着目し、「偏見」「スティグマ」というキーワードや「潜在連合テスト」という手法に基づく研究を実施してきた著者が、その成果をまとめる。海外の取り組みなども紹介。【「TRC MARC」の商品解説】
うつ病は誰もがなり得る病気であり,現在も100万人を超える人々が病を抱えながら生活している。一方で,社会にはうつ病をどこかタブーのように扱う「雰囲気」が存在し,「無意識」にうつ病の人と距離を置いてしまうことがあるのではないか。
本書は,うつ病の人に対するスティグマ(偏見)という問題に関して,臨床社会心理学的な立場からの実証的研究を積み重ねた成果をまとめたものである。うつ病の人に対して特有のスティグマの存在を明らかにし,その低減のためにより効果的な方策を提案するなど,従来の社会精神医学的研究の限界を超えた知見を示している。
本書を丹念に読み込むことで,研究課題を解決するために数多くの理論や研究法,実験デザインが効果的に用いられる様子に触れることができる。また,研究成果を社会にわかりやすく伝え,うつ病のスティグマの解消に寄与したいという,著者の確固たる意思と願いを感じ取ることができる。【商品解説】
目次
- 第1章 序論
- 1節 研究の背景
- 2節 スティグマ概念の分類と整理
- 3節 基礎研究の概観
- 4節 介入研究の概観
- 5節 潜在尺度を用いた測定への着目
- 6節 第2章以降の目的と構成
- 第2章 既存のスティグマ理論に対する批判的検討
- 1節 第2章の目的と構成
- 2節 Brief IATで用いるカテゴリ名の検討〈研究1:予備研究a〉
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