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- カテゴリ:医療従事者
- 発売日:2021/03/15
- 出版社: 金剛出版
- サイズ:21cm/283p
- 利用対象:医療従事者
- ISBN:978-4-7724-1813-3
読割 50
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紙の本
トラウマの精神分析的アプローチ
著者 松木邦裕 (編)
精神分析におけるトラウマ理論・治療の歴史を概観し、ストレス障害という語の実態に迫る。さらに患者との出会いの場で不可欠となる、その人がトラウマを経験している可能性を考慮した...
トラウマの精神分析的アプローチ
トラウマの精神分析的アプローチ
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商品説明
精神分析におけるトラウマ理論・治療の歴史を概観し、ストレス障害という語の実態に迫る。さらに患者との出会いの場で不可欠となる、その人がトラウマを経験している可能性を考慮したアセスメントについて解説する。【「TRC MARC」の商品解説】
トラウマの臨床に携わる際,まず,トラウマ/外傷ということばが,身体の損傷から取られたたとえ,メタファであり,それ自体は意味のない用語であると理解することは大切である。患者の苦悩・苦痛を身体の外傷と同じように捉えてしまうと,想像上の傷口に手当を施すように傷を癒すことができるといった単純な因果論,万能的な発想に陥ってしまう。
こころの臨床に臨む私たちには,患者の訴える,あるいは症状として表わすトラウマだけを見るのではなく,苦痛を訴え苦悩するその人を見つめ,苦しむこころに触れ続けることが必要となる。
本書ではまず,精神分析におけるトラウマ理論・治療の歴史を概観し,ストレス障害という語の実態に迫り,また,患者との出会いの場面で不可欠となる,その人がトラウマを経験している可能性を考慮したアセスメントについて学ぶ。実際の精神分析的治療については,9編から成る豊富な実践例や応用編を通して,幼少期の虐待や喪失体験,複雑性PTSDや解離の症状といった多様な病態に存分に触れることができる。
第一線で分析的治療を実践し続ける臨床家たちによるトラウマ臨床の手引きとなる一冊である。【商品解説】
目次
- まえがき:松木邦裕
- 第Ⅰ部 総説
- 第1章 私説:トラウマの,トラウマによる,トラウマのための精神分析:補永栄子
- 第2章 トラウマのメタ心理学―「外傷化したこころ」のβ要素とα機能に焦点を当てて:松木邦裕
- 第Ⅱ部 アセスメント
- 第3章 トラウマのアセスメント―トラウマを個人の体験から理解すること:菊池恭子
- 第4章 被害者が患者になるということ―欲動論から考える:児島ゆう子
- 第Ⅲ部 精神分析的心理療法の実際
- [心理療法の実践]
- 第5章 亡霊と生き直す:岡本亜美
収録作品一覧
私説:トラウマの,トラウマによる,トラウマのための精神分析 | 補永栄子 著 | 15−50 |
---|---|---|
トラウマのメタ心理学 | 松木邦裕 著 | 51−65 |
トラウマのアセスメント | 菊池恭子 著 | 69−82 |
著者紹介
松木邦裕
- 略歴
- 〈松木邦裕〉1950年佐賀市生まれ。熊本大学医学部卒。精神分析個人開業。日本精神分析協会正会員。京都大学名誉教授。著書に「摂食障害の治療技法」など。
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